アプリケーションの設定

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パーティショニング対象を選択する

アプリケーションパーティショニングの第1段階は、1つあるいは複数のサーバPC上で実行するアプリケーション構成要素を選択することです。選択する構成要素は、サーバ上で実行した場合に、パフォーマンスと保守性の大幅な向上が見込まれるものでなければなりません。プログラムやタスクをクライアントとアプリケーションサーバのどちらで実行するかは、アプリケーションの設計段階で決定する必要はありませんが、考慮に入れる必要はあります。パーティショニングに適するのは、バックグラウンドモードで実行するタスクです。

実行時の動作

実行時、[コールリモート]処理コマンドが実行されると、実行エンジンによって有効なサーバが検索されます。その後、リモートコマンドがMagicのリクエスタに渡されます。一方、[コールリモート]処理コマンドの[ウェイト]欄の値が「No」の場合、クライアントの待機は行われません。ここで[ウェイト]欄の値が「Yes」の場合、クライアントはいったん待機状態に入り、そのコマンドによる処理が完了すると(または、タイムアウトに達すると)、通常の動作に戻ります。その後、処理コマンドが完了すると、送られたパラメータ項目が必要に応じて再計算され、後続のプログラムフローが再開されます。

[コールリモート]処理コマンドの実行時にエラーが発生した場合のエラーコードやエラーメッセージは、「パーティショニングエラー」を参照してください。