マルチユーザ環境の設定

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[動作環境]ダイアログには、マルチユーザ環境に関する設定欄がいくつか用意されています。こういった設定欄を使用して、環境がマルチユーザの場合の設定を行うことができます。

[動作環境]ダイアログの設定欄はいずれもグローバルパラメータです。Magic の環境全体に対して有効です。このダイアログの設定欄の値は、MAGIC.INI ファイルの[MAGIC_ENV]セクションに保存され、各欄を使用してMagic 環境のカスタマイズを行うことができます。[動作環境]ダイアログで設定欄を変更した場合、変更は全て自動的にMAGIC.INI ファイルに記録されます。設定の値を変更した場合、設定欄によってはすぐに有効になることもありますし、Magic を次回起動した時に有効になるものもあります。

Magic の[動作環境]ダイアログの設定欄は、OSの環境変数とは関係ありません。また、Magic は、実行時、コマンドラインパラメータ(オプション)を付加して起動するとこともでき、その場合、パラメータに指定した設定が[動作環境]ダイアログの対応する値に設定されます。この場合、コマンドラインパラメータの設定が、MAGIC.INI ファイルの設定より優先されます。一方、開発モードの場合、[動作環境]ダイアログの設定欄の値を変更すると、その変更は実行モードと同じくMAGIC.INIファイルに自動的に記録されますが、開発モードで[動作環境]ダイアログの設定を変更した場合、この設定内容が優先されます。

参照