GUI印刷機能を利用することで、[テーブル]コントロールの印刷が可能になります。これにより、複数行形式の帳票の作成が簡単かつすばやく実行できます。
[テーブル]コントロールは、[GUI出力形式]フォームに配置することが可能です。以下に示す[テーブル]コントロールの特性を利用すれば、グラフィカルな印刷を簡単に行うことができます。
固定サイズテーブル
有効な値は「Yes」または「No」です。「No」がデフォルトです。
No テーブルにはレコード行が1つしかありません。この行はレコードごとに繰り返されます。テーブルの実際のサイズは、ページに印刷されるレコードの数によって異なります。
Yes テーブルはフォームに定義されている行数で印刷されます。
全ページタイトル
有効な値は「Yes」または「No」です。「Yes」がデフォルトです。
No テーブルヘッダはテーブルの先頭だけに印刷されます。
Yes 出力ページ全てにテーブルヘッダが印刷されます。
テーブルの最初のレコードを印刷する時点で、テーブルヘッダとフォーム上にある他の全てのコントロールも同時に印刷されます。
テーブルの一部ではないコントロールは、最初のレコードとヘッダを印刷する時点で一度だけ印刷されます。これらのコントロールの位置により、現在印刷しているテーブルの最小サイズが設定されます。テーブルの長さは、フォーム上で一番最後に位置するコントロールが十分に入るだけの長さとなります。
最初のレコードの後に続くレコードを印刷する場合、それらのレコードは直前に印刷されたレコードに隣接して印刷されます。フォーム内の他のコントロールはそれ以上印刷されません。また、レコード数に応じてテーブルの長さが大きくなります。
テーブルのレコードを印刷中にページ終了条件が検出されると、次の処理が実行されます。
テーブルの終了行が印刷されます。次のページにテーブルのヘッダ(およびフォーム内にある他の全てのコントロール)が繰り返し印刷されます。これは、現在印刷しているテーブルでの最初のレコードの印刷時と同じです。
テーブルのヘッダは、ページ終了条件で繰り返し印刷される他のヘッダがあれば、それら全てより後に出力されます。
別のフォームを印刷する際に、直前に印刷していたフォームにテーブルが含まれていた場合は、そのテーブルがクローズされてテーブルの終了行(複数の場合もある)が印刷されます。
別のフォームを印刷する際に、直前に印刷していたフォームにテーブルが含まれていた場合は、新しいフォームはそのテーブルを含むフォームの後で印刷されます。これはテーブルを含むフォームのレコードが途中で終わっている場合でも同様であります。このような場合、テーブルの終了行(複数の場合もある)はテーブルを含むフォームに印刷されます。