[プリンタ属性]テーブルは、印刷スタイルをMagicの基本色と組み合わせた論理印刷スタイルを構築する時に使用します。これらの基本色は、後ほどフォーム領域を塗りつぶすのに使用します。このフォーム領域の出力には、色というプリンタ属性が使用されます。
[オプション]メニューの[設定/プリンタ属性]を選択することで、[プリンタ属性]テーブルにアクセスすることができます。
このテーブル内の各エントリは、Magicの論理印刷スタイルに対応しています。このテーブルの各カラムは以下のとおりです。
# Magicによって割当てられる、連続した行番号です。このカラムは編集できません。
名前 論理プリンタ属性の名前です。この名前は、指定のフォーム領域に対して論理プリンタ属性を選択する場合に、[プリンタ属性一覧]に表示されます。
プリンタコマンド Magic論理プリンタ属性を構成する、1つまたは複数の印刷スタイルの集まりです。それぞれの印刷スタイルは、物理プリンタのフォントや印刷字体を表しています。この項目の値は、[プリンタコマンド一覧]をズームして選択します。[プリンタコマンド一覧]には、プリンタテーブル内の各Magicプリンタに割当てられているプリンタコマンドファイルから読み込まれた、スタイル名の集まりが含まれています。複数のコマンドファイルで使われているスタイル名は、[プリンタコマンド一覧]では一度だけ表示されます。
色 論理的な印刷属性と関連する色の番号を指定します。このカラムからズームして[基本色一覧]を表示して色を選択できます。この色は、プリンタ属性をフォーム領域に割当てるために使用されます。色がこのように使用される理由は、実際のフォーム領域を消費することなく、プリンタ属性の設定の可否を示す視覚的なインジケータとして機能するからです。
実行時において印刷属性を実際のプリンタ制御コードに展開する場合、Magicは印刷属性に定義された全てのプリンタコマンドの前処理部分を、[プリンタコマンド]カラムでの出現順序に従ってプリンタに送信します。その後、フォームコントロールがプリンタに送信されます。コントロ−ルの後に、Magicは印刷属性に定義された全てのプリンタコマンドの後処理部分を、[プリンタコマンド]カラムでの出現順序に従って全て送信します。複数の印刷コマンドを組み合わせて1つの論理印刷属性にすることで、プロジェクトで利用できるカスタム印刷スタイルを作成できます。
参照