Magicエンジン > Magicエンジンの実行規則(バッチ)
バッチタスク処理は、オンラインタスクの処理とは異なり、実行エンジンがユーザからの入力を待機せずにレコードが処理されます。
バッチタスクでは、保留されているイベントをポーリングできます。バッチタスクエンジンがイベントをポーリングするタイミングは、次の表に示すように、タイマ、処理済みレコード数、またはこの両方によって指定できます。
# |
バッチイベント間隔 |
レコードイベント間隔 |
動作 |
1 |
0 |
0 |
そのタスク内でポーリングしません |
2 |
0 |
N |
Nレコードごとにポーリング |
3 |
M |
0 |
Mミリ秒ごとにポーリング |
4 |
M |
N |
Mミリ秒とNレコードごとにポーリング |
[バッチイベント間隔]パラメータは[動作環境]ダイアログ内にあり、バッチタスクのイベントポーリング用にタイマを設定できます。「0」を入力すると、バッチイベント間隔は無効になります。この場合、イベントのポーリングは、レコードイベント間隔の数値によってのみ決定されます。
[レコードイベント間隔]は[タスク特性]ダイアログ内にあり、タスクごとに式で指定することができます。「0」以外を指定した場合にはレコード数として解釈され、指定された数のレコードが処理されるたびに、イベントのポーリングが行われます。「0」を入力すると、レコード数はチェックされなくなり、イベントのポーリングは、バッチイベント間隔パラメータ内に設定された数値によってのみ決定されます。