範囲処理は、オンラインプログラムで表示するデータベーステーブルのレコード数に制限を加える機能です。範囲機能は、位置付け機能と同じようなものです。
レコードの範囲設定をするには、カラムの型とカラム内容(少なくとも一部分でも)を知っておく必要があります。すなわち、数値型のカラムの場合は、数値を入力する必要があり、文字型カラムの場合は、入力されている文字列の一部分でも知っておく必要があります。
例えば、顧客コードと名前を表示するプログラムで、顧客コードが10から15までのレコードが作成されているものとします。
[オプション]メニューの[範囲]をクリックします。
ステータスボックスのメッセージが「範囲」と表示されていることを確認して、範囲の最小値として[顧客コード]カラムに「10」を入力します。
[オプション]メニューの[終了値](F8)をクリックします。
ステータスボックスのメッセージが「終値-範」と表示されていることを確認して、範囲の最大値として[顧客コード]カラムに「15」を入力します。
Enter を入力すると、結果が表示されます。
「S*」を入力すると、「S」で始まる顧客名の範囲指定を行うことができます。