JMS Setup Message

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デフォルトと異なるプロパティを設定してメッセージをセットアップします。このプロパティのいくつかは、JMSのメッセージングフィルタリング機能に対応します。一度設定されると、それ以降の送信処理で有効になります。

パラメータ

説明

Queue Handle

数値(18) /入力:オープンプログラムから返された数値

Expiration

数値(9)/入力:メッセージの寿命をミリ秒で指定します。デフォルトは、0(無制限)です。

Priority

数値(1)/入力:デフォルトは 4。9が最も優先度が高く 0 が最も低くなります。

DeliveryMode

数値(1)/入力:恒久性を指定します。

  • 1 …… 恒久性なし:プロバイダがダウンした場合、メッセージは失われます。

  • 2 …… 恒久性あり:メッセージは失われません。デフォルトです。

JMS Type

文字(200)/入力:メッセージのフィルタリングを行う場合に使用します。このパラメータに値を設定することで、受信側で指定されたメッセージのみを受け取るようすることができます。
例えば、 このパラメータを「Magic」と設定してメッセージを送信した場合、受信側の「OpenDestination」プログラムで[Message selector]を「JMSType = 'Magic'」と指定してキューをオープンし、メッセージの受信処理を行うと、このタイプのメッセージのみ受信対象となります。

String property value

文字(2000)/入力:メッセージセレクタの Stringプロパティを指定します。Stringプロパティは名前と値の一対で一組の値となり、[Delimiter]パラメータで指定された区切り文字で分離されて送られます。
例えば、「Sender」というプロパティを設定し、その値として「Magic」を指定する場合は、「Sender!Magic」 となります(! が区切り文字になります)。この指定で送信されたメッセージを受信する場合のメッセージセレクタは、「Sender = 'Magic'」となります。
複数のプロパティを設定できます。

Delimiter

文字(5)/入力:Stringプロパティ用の区切り文字

 

戻り値

数値(15):処理が成功した場合 0、失敗した場合は負の数(エラーコード)が返ります。