WMQ.Open Dynamic

メッセージング > WebSphere MQ との接続 > コンポーネントプログラム

WMQ.Open Dynamicプログラムは、複数のキューマネジャーに対してクライアントモードで同時に接続できるようにします。

プログラムは、チャンネル名やWMQホストURL、およびチャンネルのリスナーポート番号に基づいてWMQとの接続をオープンします。プログラムはキューのハンドル値を返します。

パラメータ

説明

Queue Manager

文字 (48)/入力:MQ キューマネージャの名前

Queue Name

文字 (48)/入力:通常のメッセージングに対してはオープンするキューの名前を指定します。パブリッシュやサブスクライブの場合は、ブローカ名を指定します。

Topic Name

文字 (50)/入力:トピック名を指定します。パブリッシュとサブスクライブの場合のみ指定します。

Broker Stream

文字 (50)/入力:ブローカストリームを指定します。パブリッシュとサブスクライブの場合のみ指定します。(例:SAMPLE.BROKER.RESULTS.STREAM)

Queue Access Mode

文字 (1)/入力:アクセスを表す文字

  • W …… 書込:メッセージがキューに書き込まれます。

  • R …… 読込:メッセージが読み込まれ、削除されます。

  • P …… パブリッシュ:メッセージがトピックに配信されます。

  • S…… サブスクライブ:メッセージがトピックに申し込みされます。

Share Mode

文字 (1)/入力:キューの共有を表す文字列。

  • A …… キューは全てに利用可能

  • E …… 他のセッションは、このキューを読めません

Fetch Order

文字 (1)/入力:

  • P …… 物理順:入力順

  • L …… 論理順:グループまたはトランザクションに依存します。パブリッシュ とサブスクライブでは意味がありません。

Message Fetch Mode

文字 (1)/入力:読み込みメッセージの処理を指定します。

  • R …… 削除:メッセージは読み込まれた後削除されます。

  • B …… 参照メッセージは読み込まれますが削除されません。このオプションは、アクセスモードが R(読込) の場合のみ有効です。パブリッシュ とサブスクライブでは意味がありません。

Participate in Broadcast

論理値 (5)/入力:そのキューがメッセージブロードキャストに参加するかどうかを指定します。このパラメータは、メッセージ送信用にオープンしたキューのみ関係します。ブロードキャストを使用して、1つのメッセージが、パブリッシュのように、いくつかのオープンキューへ送信されます。

Subscription Scope

文字 (1)/入力:サブスクリプションの有効範囲。 このパラメータはサブスクリプションのみ関係します。 指定できる値は以下の通りです。

  • L …… ローカルなパブリケーションがサブスクリプションと同じブローカキューから送信します。

  • G …… グローバルなパブリケーション

Receive On Request

論理値 (5)/入力:パブリケーションは、リクエストがあった場合のみ受信されます。このパラメータはパブリケーションのみ有効です。

Receive New

論理値 (5)/入力:パブリケーションは、サブスクライビングを行う場合サブスクリプションが受信される前に送信します。このパラメータは、サブスクリプションのみ有効です。

Unsubscribe on Close Queue

論理値 (5)/入力:このパラメータが「True」の場合、キューがクローズした時にコンポーネントが自動的にトピックから登録を取り消します。これは、コンポーネントがクローズするとトピックから登録を取り消すことを意味します。

Low-Hi order

論理値 (5)/入力(オプション):番号の語順が書き込まれ、昇順に読み込むかどうかを指定します。Windowsの規格では「True」 、UNIX の規格では、降順なので「False」   になります。このパラメータが渡されない時、フェッチされた値はグローバル設定から取得されます。詳細は、「環境設定」を参照してください。

Encoding

数値 (1)/入力:文字項目のエンコードタイプ

  • 1 …… ANSI

  • 2 ……EBCIDIC

  • 3 ……UNICODE

Code Page

数値 (5)/入力(オプション):メッセージのエンコードで使用するコードページ。このパラメータが渡されない場合、フェッチされた値は、グローバル設定値から取得します。グローバルな値がグローバルセットアッププログラムか論理名で設定されていない場合、エラーが返されます。詳細は、「環境設定」を参照してください。

Correlation ID

BLOB/入力:サブスクリプションのみ有効です。このパラメータは、確実にサブスクライブされたメッセージの受信のみのフィルタを定義します。

指定できる最大サイズは、24バイトです。

Msg Persistence

文字 (1)/入力:そのメッセージがシステム障害に耐えられるかどうかを示します。 サブスクリプションのみ有効です。

  • P …… 持続性あり。メッセージがシステム障害およびキュー・マネージャーの再始動後も存続することを意味します。

  • N …… 持続性なし。メッセージが通常はシステム障害およびキュー・マネージャーの再始動後は存続しないことを意味します。

  • D …… キューに依存します。

Subscription period

数値 (N10)/入力:メッセージの寿命をミリ秒で指定します。サブスクリプションのみ有効です。-1 の場合、無期限になります。

Disconnect on Close

BLOB/入力:メッセージの読み込みと書込で関係します。キューがクローズされた後でMQサーバへの接続をクローズします。同じキューマネージャでオープンされている他のキューもクローズする場合がありますので注意してください。

Remote Queue Manager

文字 (48)/入力:リモートキューマネージャの名前を指定します。このパラメータは、ローカルのキューマネージャへの接続時、指定されたリモートキューマネージャにメッセージを送信します。

Channel Name

文字 (48)/入力:WebSphereクライアントに設定されたチャネル名を指定します。

MQ HOST

文字 (100)/入力:WebSphere MQ ホストのURLを指定します。

Port

数値 (6)/入力:チャネルのリスナーポート番号。指定は任意です。このパラメータを空白にした場合、デフォルトでWebSphere MQは1414などが設定されます。

 

戻り値

数値 (15):接続が成功した場合、キューハンドルが返されます。接続が成功しない場合は、負の値が返され、エラーがError Log に書き込まれます。