ActiveX と OLE

モデル >  項目モデル特性

タイプライブラリ

使用されるオブジェクトのタイプを定義します。

  • OLE項目の場合……最初に設定する必要があります。ここからズームするとPCに登録されているオブジェクトが一覧表示され、ここから選択できます。

  • ActiveX 項目の場合……オブジェクト名を指定すると自動的に設定されます。オブジェクト名を指定しない状態では、無効になっています。

オブジェクト名

タイプライブラリ内の実際のオブジェクトを指定します。タイプライブラリは、複数のオブジェクトタイプをサポートしています。

  • OLE項目の場合……タイプライブラリを選択した後でここでズームします。オブジェクトの一覧が表示され、選択したタイプライブラリによってサポートされているオブジェクト名を選択します。

  • ActiveX項目の場合……最初にここからズームしてオブジェクトを選択します。PCに登録されている挿入可能なオブジェクトが一覧表示されます。

サブオブジェクト名

オブジェクトはサブオブジェクトの階層で構成されていることがあります。選択したオブジェクトがサブオブジェクトを持っている場合、ここでズームすることでサブオブジェクトを選択できます。

サブオブジェクトを指定することで、実行時に取得されるサブオブジェクトの参照を保存できます。

COMオブジェクトの中には、コレクションタイプのサブオブジェクトを含むものがあります。コレクション項目は、通常IDフィールドから取り出すことができます。MGItemSequentialという内部メソッドを使用して連続したインデックスを指定することによって、コレクションから項目を取り出すことができます。

インスタンス化

オブジェクトのインスタンス化する方法を指定します。

  • A=自動……Magicは、タスクのオープン時に自動的にオブジェクトをインスタンス化し、タスク終了時に解放します。

  • N=なし……COMObjCreateやCOMObjRelease関数を使用して手動でオブジェクトのインスタンスを作成したり解放したりします。

注意: この特性が無効の場合、オブジェクトを手動で作成できません。

リモートホスト

 

ホストのIPアドレス(またはホスト名)を指定することで、指定されたリモートPC上でインスタンス化されたDCOMオブジェクトを定義することができます。リモートPCの定義には、「%DCOM_Host%」というように「%」文字を使用することでシークレット名や論理名を使用することができます。デフォルト値は、空白です。リモートPCが指定されない場合、オブジェクトはローカルPC上でインスタンス化されます。

ActiveX デフォルト

この特性は、ActiveXでのみ有効です。ここでズームするとオブジェクトによって提供されたデフォルトの設定ダイアログがオープンされます。

項目定義の一部として格納することのできるデフォルト値を変更できます。 ただし、全てのオブジェクトがこのダイアログを持っているわけではありません。