以下の書式指示記号の説明では、次の小文字が特別な意味を持ちます。
n カウント値を表します。
s 文字列を表します。
{ } 任意の部分を表します。
c マスク文字を表します。指示記号として予約されている文字(例えばX)をマスク文字として使用したい場合、その文字の前に円記号(\)を置きます。
位置指示記号とは、文字の位置を示します。
文字型およびUnicode型では、X、U、L、または#の指示記号ごとに1文字を表します。文字型の場合、X、U、L、および#の合計が、データのサイズになります。
数値型では、#、カウント値、および小数点を示す文字によって、数値全体と小数部の桁数が定義されます。この結果により、デフォルトの記憶型式とサイズが定義されます。
省略形を使用すれば、数値型の#や、文字型、Unicode型、および論理型のXを示す位置指示記号を指定せずに、カウント値だけを指定することもできます。
指示記号 |
型 |
説明 |
X{n} |
A |
任意の文字 |
U{n} |
A |
入力した文字を大文字に変換 |
L{n} |
A |
入力した文字を小文字に変換 |
#{n} |
A, N |
任意の数値 |
. |
N |
小数点の挿入位置(挿入される文字は[動作環境]ダイアログの[小数点]欄にて指定) |
YY |
D |
年を示す数字の末尾2桁(0〜99) |
YYYY |
D |
年を示す数字4桁(0〜9999) |
MM |
D |
月を示す数字(1〜12) |
MMM... |
D |
月の英語表記(3〜10文字) |
DD |
D |
月間の日付を示す数字(1〜31) |
DDD |
D |
年間の日付を示す数字(1〜366) |
DDDD |
D |
月間の日付の英語表記(1st、2nd、3rdなど) |
W |
D |
週間の曜日を示す数字(1〜7) |
WWW... |
D |
曜日の英語表記(3〜10文字) |
SS... |
D |
曜日の日本語表記 |
J |
D |
元号の英語表記 |
JJ... |
D |
元号の日本語表記 |
/ |
D |
日付の区切文字の挿入位置(挿入される文字は[動作環境]ダイアログの[日付区切文字]欄にて指定) |
HH |
T |
時間(0〜99) |
MM |
T |
分(0〜59) |
SS |
T |
秒(0〜59) |
PM |
T |
amまたはpmを表示し、時間を12時間制(1〜11)にて表示 |
: |
T |
時刻区切文字の挿入位置(挿入される文字は[動作環境]ダイアログの[時刻区切文字]欄にて指定) |