エラー発生時のデフォルトの対応方法を指定します。「R=復旧」または「A=アボート」のいずれかを指定します。
通常は、オプションを適切に選択することで、エラー処理のための特別なユニットは必要ありません。デフォルトのオプションでは対応が適当でない場合に、エラーイベントのユニットを作成することでデフォルト設定を変更します。
A=アボート
エラーが発生すると、現在のトランザクションがロールバックされます。
物理トランザクションおよび遅延トランザクションのいずれの場合にも、現在のデータビューを削除し、エラーが発生したタスクをアボートします。
この方式は、「ロックエラー」や「不正ログオン」のような、エンドユーザが回復できるエラーに対しては、適用されません。
R=復旧
できる限り現在のデータビューを維持して現行タスクにとどまり、エンドユーザがエラーから回復できるようにします。復旧を使用すると、エンドユーザはエラー発生後でもアプリケーション内で作業を続行することができます。
この方式では、「ロックエラー」や「最大接続数超過」のエラーなどに対しては、 エンドユーザの介入なしに、Magicは自動的に処理を繰り返します。
参照