レコード削除 (デフォルト:No)

プログラム > タスク特性 > 動作

この特性を利用することで、タスクのデータビューから条件付きで行を削除できます。

削除条件式は、Magicが[レコード後]を開始する前に評価されます。評価の結果が「True」の場合、対象となる行はユーザが削除キー(F3)を押下した時と同じ仕組みで削除されます。

この特性はオンライン、バッチ、およびブラウザのタスクで利用可能です。

削除の仕組み

対象となる行が修正されている場合、またはタスクがバッチモードで実行されている場合は、[レコード後]が一旦「修正モード」で実行されます。これは、そこで定義されている更新処理を全て実行して処理を完了するためです。その後、削除関連の処理を実行するため、「削除モード」で2回目の[レコード後]が行われます。

このような処理には、1対多関係にある相互連結した行の削除や[加算]モードによる[項目更新]処理コマンドなどがあります。詳細については、「項目更新」を参照してください。対象となる行が修正されていない場合は、[レコード後]は「削除モード」のみ実行されます。

[レコード削除]特性によって[レコード後]で2重に処理が実行されることを回避するには、処理コマンドの[条件]カラムに指定する条件式の中で、Stat関数を使用して特定の処理モードでのみ実行するようにします。

例:Stat (0,'D'MODE)