SOAPヘッダ

プログラム > タスク特性 > 拡張

[SOAPヘッダ]特性にはデータ項目を指定します。ここには、コンシューマから受け取った(リクエストの)ヘッダ情報が格納されます。また、任意の数の(応答の)ヘッダブロックをコンシューマに渡します。

[SOAPヘッダ]特性の内容はEDEV_SOAP_HEADERSという名前のルート要素を持ったXMLドキュメントです。このXMLドキュメントには、1つ以上のヘッダブロックを含める必要があります。

この特性はバッチプログラム(タスクツリー上のルートタスク)でのみ有効です。

この特性から項目一覧にズームし、BLOB型、文字型およびUnicode型の項目を選択してください。

実行時の考慮事項

Webサービスとして動作するプログラムに[SOAPヘッダ]特性が定義されている場合、受信リクエストのすべてのヘッダ内容がこの項目内に自動的に格納されます。

リクエスト処理の完了時にヘッダ項目の内容は、コンシューマに返されます。ヘッダをコンシューマに返さないようにするには、起動されたプログラムでヘッダ項目をNULLにする必要があります。

ヘッダ項目が定義され、項目がNULLではなく、XMLルート要素の名前がEDEV_SOAP_HEADERSでない場合、タスクはアボートします。その際、ヘッダ処理に失敗しましたというエラーが発生し、エラーログに書き込まれます。