位置付式

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[位置付式]は、タスクの実行が開始される際に、データビューが特定のレコードから始まるように位置付ける場合に使用します。タスクが開始されると、Magicは、位置付式で「True」と評価されるレコードが現れるまで、データビューを先頭からスキャンします。「True」と評価されたレコードは取り出され、カーソルがそのレコードの上に置かれます。方向キーを使用してデータビュー内の前後に移動することができるようになります。

注意:

  • [位置付式]は、オンラインタスクとブラウザタスクでのみ関係します。

  • [位置付式]は、位置付け条件が1つの連続する範囲に限られない場合のような、検索条件が複雑な場合に使用してください。その他の場合は、項目の[範囲下限]特性または[範囲上限式]特性を使用した方が、処理速度が速くなります。

  • [位置付式]に含まれる全ての項目は、タスクの初期化時に評価されるため、特性の項目、または上位タスクの項目しか含まれない場合があります。

  • [位置付式]が指定されていない場合、カーソルは取得された最初のデータビューの行に位置付けされます。

  • オンラインタスクの開始時にデータビューの開始レコードが見つからない場合は、警告メッセージが表示され、カーソルがデータビューの先頭レコード、または次の直近値(存在する場合)に位置付けされます。