プログラム > 範囲ウィンドウ > SQL Where句
DB SQL Where句は、遅延トランザクションで実行されるタスクには使用できません。遅延トランザクションにSQL Where句を使用するためには、[Magic SQL式]で定義します。
この範囲は、1つの点を除き、既存のDB SQL Where句と変わりません。異なる点は、この範囲の定義にMagicの式のサブセットが使用されるという点です（既存のDB SQL Where句にはフリー形式のテキストが使用されます）。Magic エンジンでSQLに変換できる式だけを含めることができます。
例
例えば、次の場合を想定します。
AはEmployee.BirthDateというDB名の実カラムだとします。ここで[Magic SQL式]をA = Date（）と記述すると、[Where句の全体表示]領域には次のように表示されます。
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Employee.BirthDate = Date（） |
（テーブル名はリンク結合が発生した場合のみ追加されます）
ここでは、DB専用の関数ではなく、MagicのDate関数が使用されていることに注意してください。
この関数は、Oracleデータベースの場合、実行モードで次のように変換されます。
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TO_Date（Employee.BirthDate, 'DD-MON-YY'） = TO_DATE（SYSDATE, 'DD-MON-YY'） |
MS-SQL Serverの場合は、次のように変換されます。
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CAST（CONVERT（CHAR, Employee.BirthDate,112） AS DATETIME） =CAST（CONVERT（CHAR, GETDATE（）,112） AS DATETIME） |
2つの異なるDBに対し、同じタスクが式のプログラムを変更せずに実行されています。このように、Magicでは、データベースごとに、[Magic SQL式]が適切なSQLのWHERE句に変換されます。
参照