並列起動タスクを使用し、プログラムを再度呼び出した場合、新しいインスタンスでプログラムはオープンされます。
これは、Internet Explorer(以下、IEと略します。)を起動する場合の例です。
最初に、IEを起動した場合、1つのインスタンスがオープンされます。インスタンスがオープンされた時に、再度IEを起動します。2番目のインスタンスがオープンされます。しかし、時によっては、別にインスタンスをオープンしたくない場合があります。
2番目も、同じインスタンスで起動させたい場合、この特性をチェックします。
この特性がチェックされた場合、プログラムが2回目に起動されると、フォーカスはすでに実行されているインスタンス上に設定されます。しかし、(データビューの準備など)初期設定の処理は実行されません。
この特性は、オンライン、バッチでのみ有効です。
[単一インスタンス]特性をチェックすると、タスクは以下のように動作します。
タスクがまだ実行されてない状態で呼び出すと、タスクは実行されます。[コールプログラム]や[コール式]、[コール公開名]の各処理コマンド、やメニューや[選択プログラム]特性はこの特性に影響されます。
タスクがすでに実行されている場合、フォーカスはすでに実行中のタスクに設定されます。[プログラム再呼出]イベントは、フォーカスがタスクに設定されたことを示すために起動されます。