この特性は、アプリケーションサーバからのリモートの呼び出しの場合にのみ有効です。このため、サーバタイプが「MRB」のサーバを定義している場合のみ表示されます。
全スレッドのうちどの位の割合がアプリケーションサーバ用に使用されるかを明示的に指定する場合に指定します。
以下の例は、20スレッドのライセンスを持つアプリケーションサーバが、異なる種類のリクエストを処理する際に、割合を指定する設定内容を示したものです。
HTTPリクエスト 2スレッド
SOAPリクエスト 6スレッド
COMによるリクエスト 4スレッド
フィルタを指定しないリクエスト 8スレッド
この場合、ライセンスの割り当ては以下のようになります。
HTTP_endusers:10%|SOAP_BT:30%|COM_primary:20% |
指定した割合の合計が 100% を超えた場合、最後に指定されたフィルタ指定は 100% になるように調整されます。
設定されたフィルタの内容は、MAGIC.INIファイルの[MAGIC_SERVICES]セクションの中で以下のように追加されます。
ServiceName =<サーバ名>、<アプリケーション名>、<ユーザ名>、<パスワード>、<フィルタ> |
「MRBのフィルタ」の説明も参照してください。