アプリケーションで多言語サポートを実行するためには、[デフォルト言語]([設定/動作環境/外部参照ファイル])に、使用する言語を言語テーブルから選択します(次セッションから有効)。または、直接MAGIC.INIファイルの[MAGIC_ LANGUAGE]セクションにエントリを登録し、その言語変換ファイルが使われるように指定します。
上記のようにして言語を指定しておくと、アプリケーションの実行時には、次の個所のテキストが言語変換ファイルを用いて自動的に変換表示されます。
テキストコントロール
メニュー項目テキスト
自動ヘルプのテキスト
エラーコマンドテキスト
ウィンドウタイトルテキスト
セレクト項目名のテキスト
インデックス名のテキスト
インデックスセグメント名のテキスト
入出力ファイル名テキスト
グループコントロールのタイトル
チェックボックスのタイトル
プッシュボタンのタイトル
チョイスコントロール(ラジオボタン、コンボボックス、リストボックス、タブコントロール)の選択肢のテキスト
各コントロールのフォント属性は式の形で定義できます。実行時には、この式が評価され、言語変換ファイルを基に変換が行われます。
開発時に、テキストのサイズのチェックが実行されるような処理(サイズ調整やAPG など)を使用してコントロールを作成した場合、そのコントロールは、開発時に使用する言語(基準言語)のテキストのサイズを使用して作成されます。したがって、実行時に別の言語に変換した時の表示サイズまでは考慮されていませんので、ご注意ください。
選択コントロールのテキストを変換する場合、そのコントロールの選択肢の数が、変換前と変換後で同じになるようにします。数が合わない場合の動作は保証されません。