エンドユーザのデータ入力時、クライアントでは、項目の書式、マスク文字、および範囲をチェックします。チェックされるタイプは次のとおりです。
数値型
文字型
日付型
時刻型
論理型
マスク文字は、エンドユーザ入力の項目書式の構成評価に使用します。
エンドユーザは、項目に任意の文字列を入力できます。入力された内容は、通常、フォーカスがその項目から他に移るタイミングでチェックされます。その他、項目レベルでは次の処理が実行されます。
コントロールの初期値は、フィールドの値と結合されたマスクです。
文字型項目に、大文字や小文字のみ、または数字のみの書式指定がある場合は、チェックはただちに実行されます。
数値型や日付型、時刻型のフィールドのチェックは、入力後に実行されます。
入力文字列が項目のマスク指定に準拠しない場合、前の値に戻されます。
チェック後のデータが、フィールド内で正しく解釈できない場合、前の値に戻されます。
範囲指定がある時は、範囲から外れた入力の場合、前の値に戻されます。
入力データのチェックで問題がなければ、その文字列が入力項目内に表示され、フォーカスは他に移ります。前の値に戻された場合、ステータスバー上にメッセージが表示され、フォーカスがその項目に戻ります。
パラメータが再計算された時、新しい位置付値に従って再位置付けされます。