プロジェクトのバックアップ

作業結果をバックアップすることは、常に重要です。自動的にバックアップ処理を行うようなソース管理ソフトがあればいいのですが、持っていない場合でも、以下のような方法で、簡単にバックアップすることができます。

これらの処理内容について以下に説明します。

OSのシステムファイルをバックアップする

Magic uniPaaSが新しいプロジェクトを作成すると、ルートレベル(.edpファイル)のプロジェクトファイルといくつかのサブフォルダから構成される複数のファイルが作成されます。実際のプログラムソースは、Sourcesサブディレクトリ内の一連のXMLファイルになります。通常、イメージファイルやHTMLテンプレートなどの他サポートファイルを別のサブディレクトリに配置することになります。

従って、プロジェクト全体をバックアップする最も迅速で、簡単な方法は、ルートレベルから全てのフォルダを圧縮することです。必要であれば、バージョン毎に複数の圧縮ファイルを保持することができます。この方法は、現在のプロジェクトの完全なスナップショットが格納されることを保証します。

ハードウェア障害に対応する方法として、CD-ROMのようなメディアの内容をあらかじめコピーしておくことも検討してください。

注意:

Magic.iniファイルは、インストール方法によってバックアップ対象のディレクトリ内に存在するか否かが決まります。Magic.iniはプロジェクトの運用後に変更する可能性が高いため、バックアップするようにしてください。もし、紛失したり破損した場合は、バックアップファイルから復元することができます。

リポジトリ出力ファイルの作成

Magicプロジェクトからオブジェクトを出力したり、プロジェクト全体を出力することができます。この機能を利用することにより、使用するMagicの最新バージョンに対応したプロジェクトを作成することができます。リポジトリ入出力機能を使用することで、実現できます。

プログラムのコピー

プログラムの修正作業を行う前に、[編集/登録/複写登録](Ctrl+R)を使用して、プログラムのバックアップコピーを作成することができます。この方法は、プロジェクト全体をバックアップすることはできませんが、変更前の状態を簡単に確認することができます。実験的に修正作業を行うような場合に有効です。