Magic uniPaaSのAPIの実装とバージョン

Magic uniPaaSは、コンパイルやリンクの段階がないダイナミックなツールです。Magicプログラムは、必要な処理コマンドをタスクの[ロジック]エディタなどに定義するだけですぐに実行できます。Magic uniPaaSで定義されているデータビューもダイナミックなので、プログラム間やアプリケーション間で変更が可能です。Magic uniPaaSのデータビューは柔軟で、様々な形で利用できます。

この柔軟性に単一の規則に基づいたエンジンを提供するために、Magic uniPaaSでは、ダイナミックSQLを使用して、Magicプログラムに必要なSQLデータビューを構築します。SQLテーブルを使用するMagic uniPaaSの各タスクによって、適切なSQL文が発行され、必要なデータビューが指定されます。その後、SQL文がMagicデータベースゲートウェイ によって準備されます。この準備段階で、DBMSオプティマイザによってSQL文の分析と処理の準備が行われます。

3GLや4GLは、コンパイルによって実行時のSQL文の解析と最適化を行わなくてもすむように埋め込みSQLを使用しますが、Magic uniPaaSではコンパイルは使用しません。そのため、準備段階で繰り返し呼び出されるタスクを実行することによって、余分なオーバーヘッドが生じることがありますが、この場合、常駐タスクを利用すると、SQL文を一度だけ準備して解放しません。タスクが繰り返し呼び出される場合、新しいSQL文を準備する代わりに、既存のSQL文が使用されます。こうすれば、Magic uniPaaSのダイナミックSQLは、埋め込みSQLを使用したプログラムと同等のパフォーマンスになります。

各データベースゲートウェイ毎の情報は以下のリンクを参照してください。