データベース情報

[データベース特性]、[データソース特性]、[カラム特性]、および[インデックス特性]の[データベース情報]特性を使用すると、Magic uniPaaSが基になっているDBMSに渡すことができるデータベース依存の情報を指定することができます。このパラメータの使用は任意です。

[データベース情報]で送信することができる値については、以下の通りです。

キーワード

内容

DB_Header.gif

Data_Source_Header.gif

Column_Header.gif

Index_Header.gif

FORCE_INDEX=N

オプティマイザーにインデックスを使用することを強制します。

 

 

MAGICKEY=N

ユニークでないインデックスを使用したデータソースに対して、ユニークなインデックスのカラムを追加します。MAgic uniPaaSはこのカラムに自動的に値を挿入します。

 

 

MSDATE=Y

このキーワードをNに設定した場合、デフォルトのデータ型が文字型に変更されます。日付表示形式は、YYYY-MM-DD-HH24:MM:SSになります。

 

 

 

SQL_APPLICATION_ROLE = [Role Name]

SQL_APPLICATION_ROLE_PASSWORD = [Password]

データベースへの接続は、これらの2つのキーワードを使用しているアプリケーションで実行されます。これらのキーワードは、デフォルト値がありません。

シークレット名は、実行名とパスワードを定義するために使用できます。

 

 

 

SQL_ DATETOALPHA=N

SQL_ DATETOALPHA=Yを設定すると、RDBMSの日付型カラムが、長さ31文字、YYYY- MM- DD HH: MM: SS形式のMagic uniPaaSの文字型(Zstring)カラムに自動的に変換されます。

注意:

RDBMSでDATE型であっても、Magic uniPaaSは文字型として処理するため、日付型としてのデータの検証を行うことはできません。SQL_ DATETOALPHAパラメータを使用する場合、INSERTおよびUPDATE操作の妥当性検査をユーザが独自に制御する必要があります。行わない場合には、データベースに無効な日付が挿入される可能性があります。

 

 

 

SQL_PHYSICAL_LOCKING=Y

SQL_PHYSICAL_LOCKING

MS-SQL Serverでは、Magic uniPaaSのデフォルトとして行レベルの物理ロックがサポートされています。論理ロックを使用するには、[データベース特性]の[データベース情報]特性で次のフラグを追加します。

SQL_PHYSICAL_LOCKING=N

このフラグが「Y」に設定されている場合、またはフラグがまったく設定されていない場合、次のように、FROM句内のUPDLOCKヒントが送信されます。

SELECT a,b

FROM tab1 (UPDLOCK NOWAIT)

ORDER BY a

このフラグが「N」に設定されている場合は、ロック動作は論理ロックになります。

 

 

 

SQLBLOB = size

パラメータSQLBLOB=nを使用すると、「n」、つまりテーブルの最大BLOBのバイト数を指定することができます。デフォルト値は「65534」で、最大値は「2147483647」です。SQLBLOBの値は、以下のSQLコマンドとデータ変換の2つの場合に関連があります。

SQLコマンドからBLOBを含むストアドプロシジャを実行する場合

結果データベースとしてPervasive(ISAM)を設定してSQLコマンドを使用する場合、またはファイルをPervasive(ISAM)に変換する場合。

Pervasive(ISAM)では、各BLOBに「65534」の制限があります。SQLBLOBの値を「65534」より少なくすることはできますが、「65534」より多くしようとしても変わりません。