データベース情報

[DBMS]テーブルの[パラメータ]カラムや、[データベース特性]、[データソース特性]、[カラム特性]、および[インデックス特性]の[SQLデータベース情報]特性を使用すると、Magic uniPaaSからDBMSにデータベース依存の情報を渡すことができます。このパラメータの使用は任意です。

[データベース情報]で送信することができる値については、以下の通りです。

キーワード

内容

DB_Header.gif

Data_Source_Header.gif

Column_Header.gif

Index_Header.gif

ALPHA_DATE=N

このキーワードをNに設定した場合、デフォルトのデータ型が文字型に変更されます。日付表示形式は、YYYY-MM-DD-HH24:MM:SSになります。

 

 

CLUSTER="cluster-name"

表がクラスタの一部となるように指定します。なお、クラスタ名の後に(列名)を入れないと「新規登録できません」のエラーになります。 例.CLUSTER="TMP_USR(TMP_ID)" INITRANS=n 表に割り当てられた各データ・ブロック内で割り当てられるトランザクション・エントリの初期値を指定します。

 

 

Default_Blob_to_Blob=Y

OracleテーブルのBLOB型のカラムは、Magic uniPaaSによってLONGRAWタイプにマップされます。LONGRAWタイプには、カラムがBLOBタイプにマップされると、様々な制限事項があります。

 

 

 

INITRANS=N

テーブルに割り当てられる各々のデータブロックに割り当てられるトランザクションエントリの最初の値

 

 

 

MAXTRANS=N

表に割り当てられたデータ・ブロックを同時に更新することができるトランザクションの最大値を指定します。

 

 

 

NLSSORT=N

NLSSORTのサポート機能を使用すると、アプリケーションはアルファベットの規則に準拠する文字列を突き合わせることができます。

 

 

 

OCI_DEFAULT_FOR_SP=Y

SQLコマンドでOracleのストアードプロシージャを呼び出すプログラムにおいて、このフラグを設定するとautocommit offで実行されます。

これによって、DMLのSQL文を含むストアドプロシージャを実行する場合、トランザクションの終了をMagic xpaのプログラムで明示的に制御することが可能になります。ただし、DMLのSQL文を含むストアドプロシージャでCOMMITを行っていない場合には、プロシージャの実行直後にデータが反映されないことによって、意図した処理が行われないことがあります。

また、戻り値や結果セットを返さないSQLコマンドのストアドプロシージャに対して有効です。

 

 

 

 

ORA_Zero_Dates_allowed=Y

Oracleに0の日付を送ることを認めないようにします。このキーワードがNに設定された場合、Magic uniPaaSがOracle(Oracle日付にマップされるMAGICの日付型フィールド)に0日付を送ると、即座に、エラーメッセージを表示します。通常のMagicタスク(ダイレクトSQLでない)を使用して、0日付の作成/修正を行った場合に適用されます。

 

 

 

PCTFREE=N

表の行に対する次回の更新に備えて、予約(確保)されている各表のデータ・ブロック中の領域の占有率を指定します。

 

 

 

 

PCTUSED=N

表の各データ・ブロックに対してOracleがメンテナンスしている使用中の領域の最小限の占有率を指定します。

 

 

 

 

SQL_ DATETOALPHA=N

SQL_DATETOALPHA=Yを設定すると、定義取得の際にRDBMSのDATE型カラムが、長さ19文字、YYYY- MM- DD HH: MM: SS形式のMagic uniPaaSの文字型(Zstring)カラムに自動的に変換されます。

注意:

RDBMSでDATE型であっても、Magic uniPaaSは文字型として処理するため、日付型としてのデータの検証を行うことはできません。SQL_ DATETOALPHAパラメータを使用する場合、INSERTおよびUPDATE操作の妥当性検査をユーザが独自に制御する必要があります。行わない場合には、データベースに無効な日付が挿入される可能性があります。

 

 

 

 

SQLUTF=N

UTF8の文字セットを持つOracleデータベースを利用するMagic xpaで使用されます。これは、すべてのcharとvarchar2カラムがUnicodeデータ(ncharとnvarchar2のデータ型を使用する必要でない)を保持できることを意味します。Magic xpaは、Unicodeと文字型の間でのキャスト処理が無効になることを知っておく必要があります。

この値を「Y」に設定すると、Magic xpaはUnicode値をAnsiに変換しないで返します。

注意:

日本語を扱う場合、このパラメータはデータ長やソート処理に影響します。

 

 

 

 

STORAGE ="storage-clause"

表に対する記憶特性を指定します。

 

 

 

 

TABLESPACE="tablespace-name"

Oracleがテーブルを作る表領域を示します。