グローバル一時テーブル

グローバル一時テーブルは、全てのセッションで参照することができます。グローバル一時テーブルは、テーブルを作成したセッションが終了し、ほかの全てのタスクでテーブルが参照されなくなると自動的に消去されます。

セッションとテーブルとの関連は、1つのTransact-SQL文が有効な間のみ維持されます。つまり、グローバル一時テーブルは、テーブルを作成しているセッションが完了した時、そのテーブルを参照していた最後のTransact-SQL文が完了すると消去されます。

グローバル一時テーブル名には、先頭に記号が2つ付きます(##table_name)。

グローバル一時テーブルとローカル一時テーブルは、CREATEコマンドの発行元のデータベースに関係なく、MS-SQL Serverによって自動的にTempDBに作成されます。T_が接頭辞として付加される場合とは対照的に、一時的なSQLテーブル名は、常駐テーブルやダイレクトSQLタスク(結果テーブル)、ソート処理の)用として、TEMP_が接頭辞として付加されて作成されます。

一時テーブルは、DROP TABLEを使用して明示的に消去されていない限り、参照されなくなった時に自動的に消去されます。

MS-SQL Serverゲートウェイでは、[データ]リポジトリでテーブル名の前に番号記号(「#」または「##」)を追加するだけで、TempDBデータベースに一時テーブルを保存することができます。