ロックレベル

通常の処理中は、RDBMSによってビュー構造がロックされます。「暗黙的なロック」が自動的に行われ、ユーザによる介入なしにデータが保護されます。デフォルトのロックを上書きすることを、「明示的なロック」といいます。

暗黙的なロックは、SQL文が実行されると自動的に行われます。例えば、INSERT、UPDATE、DELETEなどの文によって暗黙的なロックが行われ、トランザクション時にデータの一貫性と整合性が保たれます。

OracleなどのRDBMSでは、レコードレベルでロックを設定することができます。ページレベルのロックしか設定することができないRDBMSでは、同じページに属するほかのレコードもロックされてしまいます。