データリポジトリ

[データ]リポジトリには、プロジェクトで使用する全てのデータソースが定義されています。

各データソースは、関連する項目モデルと特性、インデックス、およびデータベースゲートウェイとカラムによって定義されます。

[データ]リポジトリの上部のペインには、以下のカラムが含まれています。

カラム

内容

#

このカラムには、Magic uniPaaSによってデータソースIDとして使用される連番が自動的に入ります。このカラムは編集できません。

名前

データソースの名前を入力します。Magic uniPaaSがエンドユーザにエラーメッセージを表示する場合、この名前が使用されます。テーブル名の長さは、最大30桁です。

テーブルを初めて作成する際、[データソース名]カラムにDB名が明示的に定義されていない場合、[名前]カラムの内容が設定されます。

データソース名

このカラムには、データソースがデータベースの場合、テーブル名を入力することができます。データソースがXMLデータファイルの場合は、デフォルトのMLファイル名とパス名を入力します。

XMLファイルを指定した場合、ユーザはこのカラムから[ファイルを開く]ダイアログにズームし、XMLファイルとファイルパス(何も指定しないか、file://を先頭に付加して)やURL(HTTP/HTTPS)形式で指定することができます。

データベースを指定した場合、このカラムから[ファイルを開く]ダイアログにズームしファイルを選択することができます。[データベース]テーブルの[位置]カラムに設定された値が、このカラムに指定された値の接頭語として使用されます。データソース名の最大長は260字です。このカラムの入力は必須です。(空白にはできません。)

[データソース名]カラムには、以下の内容を定義するオプションがあります。

  • テーブルへのフルパス

  • Magic uniPaaSがデフォルトで付加する名前より優先される物理テーブル名

SQL データベースでは、テーブルの実際の名前が基礎となるデータベースに定義されます。この名前はデータベースの仕様に応じて制限されます。例えば、Oracle ではデータベース名は30 文字までに制限されており、また文字で開始しなければなりません。

オブジェクトの完全な名前が「Owner.Tablename」または「Database.Owner.Tablename」の場合、Magic uniPaaSでは[データソース特性]の[オーナ名]特性を使用します。そこでオーナーが指定されていない場合、オーナーは[データベース特性]で定義された[ユーザ名]特性になります。

Magic uniPaaSでは、選択したデータベースがSQL データベースであると、テーブルの[名前]を[DB テーブル]にコピーします。この時、空白は下線に変換されます。DB テーブルを変更することができますが、空白にすることはできません。例えば、テーブル名「my emp table」は、Magic uniPaaSでは「my_emp_table」と表示されます。事前に定義されたMagic uniPaaSの論理名をテーブル名の一部として使用することで、命名規則を適用しやすくなります。

注意:

  • このカラムに表示されるデフォルト名は、[データ]リポジトリの[名前]カラムに入力された名前になります。

  • このカラムには、論理名を使用することができます。

データベース

このカラムには、[データベース]テーブルに定義されたデータベースを定義します。[データベース一覧]で選択することができます。

データベースとして、DBMSでアクセスするデータベースと、XMLファイルとしてアクセスするデータソースの2種類が設定できます。この2種類は、一旦データ定義が行なわれると他方の形式に変更できなくなります。

例えば、XMLデータソースに設定して定義取得を行なうと、[データベース]カラムからズームしても[データベース一覧]には、XMLで定義されたデータベース以外は表示されなくなります。

フォルダ

エントリが所属するフォルダを指定します。リポジトリにフォルダが作成されていない場合、この欄にカーソルは止まりません。フォルダを作成するには、[ナビゲータ]ペインで[データソース]アイコンをハイライト表示し、F4 を押します。フォルダを作成すると、登録されているテーブルをグループ化することができます。

詳細は、「フォルダ」を参照してください。

公開名

データソースの公開名を入力します。このデータソースをコンポーネントとして外部から利用する場合に必要です。公開名はプロジェクトファイル内でユニークでなければなりません。

[データ]リポジトリの下部のペインには、ソースがテーブルXMLソースのどちらかによって異なるタブが表示されます。

注意:

  • データソース(テーブルとXMLソース)を削除しても、DBMSからは自動的に削除されません。 詳細については、「データソースの削除」を参照してください。

  • 作成または編集されたデータソース行を終了する前に、データソース(オプション/チェック)を変換するかどうかを確認するダイアログが表示されます。このチェックを実行することで、デバッグ時のエラー発生頻度が低くなる場合があります。

  • /* ... */という書式でコメントを定義した場合、[データ一覧]の[説明]欄にコメントが表示されます。

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