汎用

[汎用]セクションには、以下の特性があります。

特性

内容

項目番号

[項目番号]カラムをダブルクリックすると[カラム選択]テーブルが表示されます。ここからメインソースやリンクテーブルのカラム項目を選択することができます。変数項目の場合は、表示のみで入力できません。

カラムを追加する場合のみ、[カラム選択]テーブルでマルチマーキングすることで複数のカラムを一度に選択することができます。一度設定したカラムを変更する場合は、マルチマーキングできません。

項目名

ここには、カラムまたは項目名が表示されます。タスク階層内に同じカラムが複数定義されている場合、項目名を変更することで区別しやすくなります。

変数またはパラメータ項目の場合、デフォルト値は空白です。

位置付

[位置付:最小]特性には最小値、[位置付:最大]特性には最大値が返る式を指定します。位置付 最大/最小を参照してください。

範囲

ここには範囲式を指定できます。この範囲式を使用して、タスクのデータビューに表示するレコードを絞り込むことができます。範囲 最大/最小を参照してください。

更新形式 (プログラムの項目定義でのみ有効)

[更新形式]特性は、[プログラム]リポジトリの[カラム特性]に表示されます。この特性には、以下の値が設定できます。

  • A=値更新 …… Ver8以前のuniPaaSで有効な固定値による更新(FLD1=X)

  • D=差分更新 …… 差分による更新を行います。(FLD1=FLD1+X)

  • T=テーブルに依存 ……  [データ]リポジトリの[カラム特性]の[更新形式]特性に依存します。

この特性は、通常の記憶形式を持っていて、SQLテーブルと関連している数値型の項目でのみ有効です。この特性は、タスクのトランザクションモードが「遅延」や「ネスト遅延」に設定されていたり、実行時に「遅延」と評価される「親と同じ」に設定される場合に有効です。ISAMテーブルではサポートされません。

例:FLD1 という項目をX という値に更新する場合、(FLD1=X)の形式でコマンドを発行します。

代入

ここには、式を示す番号を指定します。実行時には、ここで指定した番号の式が評価され、その結果の値が、この項目の初期値として格納されます。この特性の値を「0」にしておくと、式は使用されません。

設定された値が他の項目値に依存する場合、これらの値が変更されると再計算が実行されます。

[代入]特性は、表計算ソフトのセルに式を割り当てるように、式によって計算された値をMagic uniPaaSのデータ項目に割り当てるものです。

[代入]特性に定義する式には、「=」は必要ありません。指定された値は自動的に項目に代入されます。

例えば、項目「注文合計」の初期値として「価格*量」を設定する必要がある場合、単に[代入]特性に「価格*量」で定義された式を割り当てるだけで済みます。

参照