必要な時に自動的に拡張ウィンドウをオープンするかどうかを指定します。この特性が「Yes」に設定された場合、ユーザが現在の[エディット]コントロールの幅を超えた位置にカーソルを動かしたり、テキストを入力すると拡張ウィンドウが自動的にオープンされます。
拡張ウィンドウが自動的にオープンされた後、キャレットは拡張ウィンドウ内のテキストの同じ位置に表示されます。ただし、拡張ウィンドウがクローズされた場合、キャレットは文字列の先頭に表示されます。
ユーザ定義による拡張表示とデフォルトの拡張表示
[自動拡張]特性を設定すると、以下の場合に自動的に拡張ウィンドウが表示されます。
コントロールの幅を超えた長さのテキストを入力した場合
すでにコントロールの幅を超える長さのテキストが入力された[エディット]コントロールの処理(切取り、削除、マーク、置換、貼り付け、挿入)を行なった場合
[全てマーク]イベントや、複数マーク(Shift+カーソルキー や Shift+End)処理を実行して、コントロールの幅を超えるテキストをマークした場合.
すでにコントロールの幅を超える長さのテキストが入力された[エディット]コントロール内でキャレットの操作(次文字、項目末尾、行末)を行なった場合
マウスを使用したマーキング
マウスを使用して、[エディット]コントロールをマークした場合、コントロール内に表示されている最後の文字だけがマークされ、実際に入力されている最後の文字がマークされている訳ではありません。