コントロール上で使用されるコンテキストメニューを指定します。この特性には、[サブフォーム]コントロール以外の全てのコントロールで表示されます。
この特性には、「9999」までの数値を入力することができます。存在していないメニュー番号を入力した場合、「0」にリセットされます。ここからズームして、[メニュー一覧]にアクセスできます。
式でメニューを指定することもできます。この式は再計算され、コンテキストメニューの表示要求がある度に評価されます。実行時、式は[メニュー一覧]内のメニュー番号として評価されます。
マウスの右クリック操作やキーボード(Shift+F10)操作を行った場合、以下のような手順でコンテキストメニューの処理が実行されます。
コントロールにコンテキストメニューが定義されていない場合、Magic uniPaaSはデフォルトのコンテキストメニューを表示しようと試みます。これは[リッチエディット]や[ツリー]、および[エディット]コントロールの場合、このような動作をします。
コントロールにデフォルトのコンテキストメニューが定義されていない場合、その親コントロールのコンテキストメニューを表示しようとします。コントロールの階層をさかのぼって検索します。[エディット]や[ツリー]または、[リッチエディット]コントロールには常にデフォルトのコンテキストメニューがあるため例外となります。Magic uniPaaSは、異なるコンテキストメニューがこれらのコントロールに定義されているかどうかを最初にチェックします。定義されていない場合、デフォルトのコンテキストメニューを表示します。
どのコンテキストメニューも有効でない場合、[フォーム特性]に定義されたコンテキストメニューを表示します。
デフォルトのコンテキストメニューも見つからない場合、コンテキストメニューは表示されません。
[メニュー]リポジトリで定義されたコンテキストメニューが空の場合、コンテキストメニューは表示されません。
コンテキストメニューがキーボード操作でオープンされる場合、パークされたコントロールに対するメニューが表示されます。
カーソルがパークしているコントロール上でコンテキストメニューが無効な場合、Magic uniPaaSは最初にそのコントロール(に対応した項目)に移動し、それからコンテキストメニューを表示します。この動作は、項目が定義されていて、コントロールがパーク可能な場合に有効です。これ以外の全てのコントロールの場合は、単純にコンテキストメニューを表示します。
コンテキストメニューが親タスクまたはファンントムタスクのどちらかで動作する場合、Magic uniPaaSは最初にフォーカスをそのタスクに移し、それからコンテキストメニューを表示します。
コントロールの[有効]特性が「No」の場合、コンテキストメニューを表示させることはできません。この場合に、親コントロールのコンテキストメニューが表示されます。
[OLE]/[ActiveX]/[.NET]コントロールがそれ自身のコンテキストメニューを持っている場合、このメニューが表示されます。
イメージ
イメージがメニューシステム(両方またはメニューのどちらかとして)に定義されている場合、コンテキストメニューに表示されます。
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