タブコントロール

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[タブ]コントロールを使用することで、フォームの表示を簡潔にさせることができます。例えば、異なるテーブルと40以上の異なる表項目をフォームに配置する必要がある場合、それらをタブで整理することで、ユーザインタフェースがより簡単になる場合があります。

[タブ]コントロールを使用する場合、タブを選択すると、そのタブに関連付けられてたコントロールのみ表示されます。タブに関連付けるコントロールは、項目のに対応したものであったり、異なるタスク(またはプログラム)にリンクされたサブフォームになる場合があります。

[タブ]コントロールは、複数のコントロールと組み合わせることでフォームを設計することができますが、これらのコントロールは、リンクされたタブをクリックした場合のみ表示されます。

注意:

[タブ]コントロールは、選択用のコントロールのため、照会モードでは動作しません。照会モードで動作するようにしたい場合は、サブフォームを利用することで可能になります。

タブコマンド

[タブ]コントロールを使用する場合、どのように処理されるかを知っておく必要があります。コントロールをリンクする場合、特定のタブ上で表示させたり、すべてのタブ上で表示させるようにすることができます。

すべてのコントロールを選択

クリック:

 他のコントロールが配置されていない場合、[タブ]コントロールをクリックすると、コントロール全体が選択された状態になり、さらにリンクされたコントロールも選択されます。

1つ以上のコントロールを選択

Ctrl+クリック:

あなたが、1つのコントロールをクリックしたりCtrl+クリックを使用してから、別のコントロールをクリックすることで、タブ上に配置された複数のコントロールを選択することができます。

これによって、特定のタブに配置されたコントロールを処理(移動や削除、特性の変更)することができます。

[タブ]コントロールを選択

Ctrl+クリック:

 コントロールが配置されていない領域でCtrl+クリックを実行した場合、タブコントロールのみが選択されます。[タブ]コントロールのみの操作を行いたい場合は、この処理を行ってください。

1つのタブを選択

Shift+クリック:

 特定のタブに対してShift+クリックを実行すると、クリックされたタブが選択されます。タブが選択された状態で、Enterを押下するとフォーカスをタブからタブに切り換えることもできます。これは、タブにコントロールを配置する場合に利用できます。

すべてのタブを選択

Enter:

 [タブ]コントロールが選択されている状態で、Enterを押下すると、タブを順番に切り替えることができます。

しかし最後のタブを切り替えると、すべてのタブが、表示領域の「背後」にあるような状態に切り替わります。

これは「すべてのタブ」状態です。このレベルでコントロールをリンクすることで、すべてのタブ上で表示させることができます。

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