Windowsタブコントロール

Magic uniPaaSの[タブ]コントロールがWindowsコントロールと設定された場合、Windows OSのコンテナ上で実行されることになります。これは、コントロールの上辺や左辺の座標が[タブ]コントロール内にある場合、コントロールが自動的に[タブ]コントロールの子コントロールとなり、コントロールがタブの境界内に含まれていることを意味しています。

ドラッグ&ドロップ

左辺と上辺の座標が、[タブ]コントロール上にあるWindowsタブコントロール上でドラッグ&ドロップされた場合、そのコントロールはタブの現在のレイヤにリンクされ、タブに含まれます。コントロールが[タブ]コントロールの境界の外にドラッグされたり、ドロップされた場合、コントロールはタブにリンクされず、タブの子コントロールにはなりません。

V9Plus以前では、[上辺位置]と[左辺位置]の値は、コントロールがリンクされたかどうか、[タブ]コントロールの子コントロールかどうかを決定していました。Ver10では、[上辺位置]と[左辺位置]の特性値は無視されます。これは、開発時にコントロールが[タブ]コントロールの領域に配置された場合、実行エンジンは、コントロールが[タブ]コントロールにリンクされ、子コントロールとして認識されていることを意味しています。

別のコントロールの上辺と左辺の座標が、[タブ]コントロールの領域にある場合、リンクされたコントロールは[タブ]コントロールの子コントロールとして設定され、[タブ]コントロールに含まれます。別のコントロールの上辺と左辺の座標が、[タブ]コントロールの領域外にある場合、タブにリンクされていても、フォームの子コントロールになります。タブからコントロールのリンクを解除した場合、そのコントロールはフォームの子コントロールとなります。

Zオーダ

Windowsのタブコンテナは、非WindowsコントロールのZオーダより上位に扱われます。これは、Windowsコントロールが常に非Windowsコントロールより上位に配置されることを意味しています。

注意:

リッチクライアントでは、タブのアクセラレータキーをサポートしていません

特性

Magic uniPaaSの[タブ]コントロールをWindowsタブコントロールとして指定するには、以下の特性を有効にする必要があります。