フォーム中のコントロールのZ オーダは、コントロール表示上の上下関係を表します。Zオーダは、複数のコントロールの位置を重ねて定義する時に重要な意味を持ちます。
コントロールは、Z オーダに従って2 つのグループに分類されます。
第1 グループ |
第2 グループ |
プッシュボタン |
イメージ |
チェックボックス |
タブ |
ラジオボタン |
スタティック |
スライダ |
エディット |
コンボボックス |
ライン |
リストボックス |
グループ |
OLE |
テーブル |
RTF |
|
ツリー |
|
サブフォーム |
|
ブラウザ |
|
Z オーダは、同じグループ内のコントロール間で変更できますが、別のグループ間ではできません。(第2グループのコントロールを、第1 グループのコントロールの上に置くことはできません。)
第1グループと第2グループのコントロール間のZ オーダの配列は、自動的に行われます。例えば、エディットをプッシュボタンの上に重ねると、Z オーダによってコントロールが配列されて、プッシュボタンが上に位置するようになります。
コントロールのZ オーダをフォームに表示するには、メニューで[描画/表示順/Zオーダ表示]を選択するかコマンドパレットの[Z オーダ表示]ボタンを押します。また、変更するには、変更しようとするコントロールを選択し、コンテキストメニューの[並べ換え]またはコマンドパレットのZ オーダ変更のためのボタンを使用します。