共有モード

アクセスモードの指定に加えて、処理に対して「共有モード」を指定することもできます。この共有モードにより、テーブルに対して最終的にアクセスできるかどうかが決まります。

例えば、統計処理プログラムの場合、アクセスモードは「R=読込」、共有モードも「R=読込」にします。これで、テーブルに対して読込処理が実行されている時でも、同時にほかの処理により同じテーブルの内容の読込が可能になります。

アクセスモードと共有モードの設定は、システムマネージャに伝えられ、最終的に処理が実行されるかどうかが決定されます。

テーブルを排他モードで開きたい時には、共有モードを「N=なし」にしておきます。この設定の場合、そのテーブルに対する別のユーザからのアクセスは、いっさい禁止されます。