公開用Webページは、リッチクライアントインタフェースビルダによって作成され、リッチクライアントプログラムの公開/実行を行うために実行用マニフェストファイルとともに使用されます。
マニフェストファイルと公開用Webページは、常にWebサーバ上の同じフォルダに配置してください。
公開用Webページには、2つの主要な機能が含まれています。
必要な実行環境へのリンク
リッチクライアントアプリケーションの詳細定義
リッチクライアントアプリケーションの詳細は「rcExecProps」のIDを持つ、XMLアイランド内に定義されます。
このXMLアイランドには、以下の特性が定義できます。
特性 |
内容 |
protocol |
使用される通信プロトコル(httpまたはhttps)。 |
server |
リッチクライアントアプリケーションが格納されるサーバの名前/IPアドレス。 |
requester |
使用するWebリクエスタ名 |
appname |
実行プログラムが定義されているアプリケーション名。Webリクエスタが使用する名前です。 |
prgname |
最初に実行されるプログラムの公開名 |
arguments |
最初に実行されるプログラムに渡されるパラメータ値をカンマ区切りで指定できます。 |
envvars |
リッチクライアントがロードされる際に、クライアントから読み込む環境変数。カンマで区切りで複数の値を指定できます。GetParam()関数を使用することでタスクやロジックユニット内でアクセスできます。 例:<property key="envvars" val="USERDOMAIN,COMPUTERNAME"/> 注:この特性は、モバイル環境ではサポートされません。 |
UseWindowsXPThemes |
[スタイルリ]特性が「Windows」に設定されているコントロールにWindows XPのテーマを適用させるかどうかを指定します。 |
DisplayStatisticInformation |
この特性を「Y」に設定すると、各セッションの終わりに統計画面が表示されます。また、マウスをステータスバーの右側を置くと、直前の5回分のサーバ間の通信内容がツールチップで表示されます。 また、RIAアプリケーションの終了時にセッション情報が別ウィンドウに表示されます。 この特性は、デフォルトはN(OFF)になっています。 |
InternalLogFile |
クライアント側の動作内容を記録するログファイルの名前を指定します。ファイルはクライアント側に作成されます。指定されない場合、クライアントのデスクトップ上に作成されます。 ログを出力しない場合は、このパラメータを削除するか、コメント扱いにしてください。 |
InternalLogLevel |
ログの発行レベルを指定します。
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InternalLogSync |
ログの開始と終了のタイミングを制御します。
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LogClientSequenceForActivityMonitor |
クライアント側のログファイルにクライアントの動作内容を記録させ、クライアントがクラッシュした場合に、再起動時にサーバのアクティブモニタにログ内容を送信するかどうかを指定します。 |
LogonWindowIconURL |
[ログオン]ダイアログに表示されるアイコンを指定します。 |
LogonImageURL |
[ログオン]ダイアログに表示されるイメージを指定します。BMPファイルのみ有効です。 |
LogonWindowTitle |
[ログオン]ダイアログのタイトルを指定します。 |
LogonGroupTitle |
[ログオン]ダイアログに表示されるグループタイトルを指定します。 |
LogonMessageCaption |
[ログオン]ダイアログに表示される説明を指定します。 |
LogonUserIDCaption |
[ログオン]ダイアログに表示されるユーザIDタイトルを指定します。 |
LogonPasswordCaption |
[ログオン]ダイアログに表示されるパスワードタイトルを指定します。 |
LogonOKCaption |
[ログオン]ダイアログに表示されるOKタイトルを指定します。 |
LogonCancelCaption |
[ログオン]ダイアログに表示されるチャンセルのタイトルを指定します。 |