この特性はサブフォームの初期設定と再表示のタイミングを制御するものです。
この特性を「Yes」に設定した場合、サブフォームの表示/非表示で動作に違いはありません。これは以下のようなことを意味しています。
サブフォームのタスク初期設定は、最初のレコードの[レコード前]の後で実行されます。
サブフォームの再表示は、[自動再表示]特性と[サブフォームの再表示]イベントに従って実行されます。
この特性を「No」に設定した場合、サブフォームの初期設定と再表示はサブフォームが表示されている場合のみ実行されます。これは以下のようなことを意味しています。
各サブフォームを実行する前に、表示されているかどうかがチェックされ、表示されていない場合は、サブフォームは実行されず、クライアントで表示されるまで処理が延期されます。クライアントで表示が必要になった時点で、サーバを呼び出し、サブフォームが表示されます。
サブフォームの[タスク前]の実行は、サブフォームが表示されるまで延期されます。
サブフォームの[可視]特性の式にクライアント側で実行される式が定義されている場合、タスクがロードされた時点でサブフォームが表示されたものとして評価されます。
サブフォームの再表示を実行する前に、サブフォームが表示されているかどうかがチェックされます。サブフォームが表示されない場合、無効として記録され、表示された時点で、サーバを呼び出し再表示されます。