位置とサイズ

 

特性

内容

位置

この特性は、フォームのサイズが変更された場合にコントロールのサイズをどのように対応させるかを指定することができます。

[位置]特性は、[コントロールの位置付]ダイアログ内の[左辺割合]、[幅割合]、[上辺割合]、[高さ割合]の組み合わせになります。この特性からズームして[コントロールの位置付]ダイアログを表示できます。

この特性の設定項目を「100」に設定すると、フォームの対応する方向の変更サイズに対して100%連動することを意味しています。「50」に設定した場合、半分のサイズで連動します。特性が「0」に設定した場合、フォームのサイズを変更しても、コントロールの相対的なサイズは変わりません。

[位置]特性を持つコントロールは、元のサイズより小さいサイズにはできません。

X

コントロールのフレームの左端の位置を指定します。実行時に評価される式で動的に指定することもできます。

Y

コントロールのフレームの上端の位置を指定します。実行時に評価される式で動的に指定することもできます。

コントロールの幅の初期値を寸法単位で指定します。

高さ

コントロールの高さの初期値を寸法単位で指定します。

コントロールレイヤ

コントロールがチョイスコントロールの子としてリンクされている場合、選択したコントロールのリンク先である親のチョイスコントロールの階層を表示します。

例えば、3つの選択肢が定義されたメニューを持つコンボボックスがフォームに配置されている場合、エディットを3番目の選択肢にリンクすると、この特性に番号3が表示されます。この特性は、常に無効になっており、フォームレイアウトでのみ変更できます。この特性は、チョイスコントロールにリンクされているコントロールにのみ有効です。

 

注意:

[リッチクライアント表示]フォームでは、グループ、タブ、およびテーブルの各コントロールはコンテナコントロールになります。別のコントロールがコンテナコントロールにリンクされると、[GUI表示]フォームと同じように、[位置]、[X]、および[Y]特性はフォームとではなくコンテナコントロールに対する相対値になります。