Magic uniPaaSのSNMP サポートには、トラップと呼ばれるイベント通知機能があります。トラップは、重要なイベントをNMS に非同期で送信する機能です。
Magic uniPaaSが通知するトラップには、Magic uniPaaSのモジュールが自動的に発行するものと、アプリケーションによって意図的に通知させることができるものの2種類があります。
自動的に通知するもの
Magicエンジンから自動的に通知されるトラップ
以下のような場合、Magicエンジンは自動的にトラップメッセージをNMS に送信します。
Magic uniPaaSやMagicゲートウェイでスレッドクラッシュや致命的エラーが発生した場合
ライセンス制限によって終了した場合
指定されたDBMS に接続できなかった場合
データベース接続のしきい値を超えた場合
MRB から自動的に通知されるトラップ
以下のような場合、MRB は自動的にトラップメッセージをNMS に送信します。
アプリケーションサーバが停止したり起動した場合。この場合トラップメッセージには、アプリケーションサーバのアドレス(ホスト名/ポート番号)が含まれます。
アプリケーションサーバが、MRB との接続をアボートした場合
MRBがアボートした場合(再起動後に送信します。)
タイムアウトが発生した場合
スレッシュホールドの制限を超えた場合
平均待ち時間
平均処理時間
リクエスタから自動的に通知されるトラップ
リクエスタのエラーが発生した場合、そのエラーコードを送信します。
SNMPトラップが送信できない場合、エラーがアクティビティログに追加されます。
アプリケーションによって通知するもの
以下のような方法で、Magicアプリケーションよりトラップメッセージを送信させることができます。
SNMPNotify 関数の使用
SNMPNotify 関数を使用することで、MagicアプリケーションよりNMS にトラップメッセージを送ることができます。