XMLデータソースの定義は、スキーマファイル(XSD)から定義情報を読み込むことで行われます。XMLのドキュメント構造を記述したスキーマファイルがない場合は、外部ツール（XMLSｐｙなど）を使用してXSDファイルを作成する必要があります。
[データ]リポジトリのタイトル行にパークしている状態で、指定したXMLスキーマに対するビューを定義することができます。
[データ]リポジトリのタイトル行にパークしている状態で、定義取得ユーティリティはXMLスキーマに対する必要なビューを作成します。またオプションで、このスキーマに基づくXMLドキュメントの読込/書込用のプログラムを作成します。この方法は、既存のビューを更新するためにスキーマを再読込します。
選択されたスキーマファイルが、複数のグローバル要素(ルート)を持っている場合、[ルート選択一覧]が表示されます。この中から、読み込むルートを1つ選択してください。定義されたネームスペースを持つスキーマのために、ネームスペースURIがグローバル要素名の隣に表示されます。
XMLスキーマの定義取得を行った際、[名前]カラムに値がない場合、カラムには以下のようなデフォルト値が割り当てられます。
<拡張子を除いたスキーマファイル名>.<ルート要素名> |
例えば：po.xsdといる名前のスキーマファイルを使用して、ルート要素がpurchaseOrderの場合、[名前]カラムには、「po.purchaseOrder」という名前が定義されます。
同様に、[データソース名]カラムに値がない場合も、デフォルト値が割り当てられます。
<ルート要素名>.xml |
例えば：po.xsdといる名前のスキーマファイルを使用して、ルート要素がpurchaseOrderの場合、[データソース名]カラムには、「purchaseOrder.xml」という名前が定義されます。
スキーマファイルの要素においてminOccurs属性またはmaxOccurs属性において同一要素が複数存在する設定がされている場合、その要素ごとに分割して複数のデータが作成されます。
スキーマ(XMLビュー)から構文解析された複合要素の数を限定する場合は、SpecialSchemaSizeLimitを使用してください。
参照：