[レコード前]では、レコードがディスクから読み込まれてから、ユーザが対話処理を始める直前までに実行される各レコードに対する初期化処理を定義します。[レコード前]には、レコードの初期設定段階で使用される処理コマンドを定義します。
レコードループ
オンラインタスクやブラウザタスクではユーザが参照している各レコードについて、以下に説明する「レコード初期化」処理が実行されます。また、バッチタスクでは、処理対象となる全レコードについて、[データビュー]エディタのメインソース定義の[インデックス]特性で指定されたインデックスの順番あるいは[ソート]テーブルに指定された順番で、最初のレコードから最後のレコードまで、1レコードずつ処理が実行されます。
データビューの最初のレコードに位置付け、レコードを取得します。
注意: |
オンラインタスクでは、レコードが見つからない場合、作成モードでタスクがオープンされます。[タスク特性]の[登録]特性が「Yes」に設定されている場合のみこのように動作します。「No」の場合は、タスクは終了します。 |
[代入]特性はすべての変数項目で評価されます。タスクが登録モードの場合、カラムの[代入]特性も評価されます。
データソースに対するすべてのリンクが、現在のレコードに対して実行されます。
[タスク特性]の[チェック時期]特性が、「B=前置」に設定されている場合、Magic uniPaaSは[タスク終了条件]特性を評価します。
レコードループが実行されます。つまり、この時点からデータソースカラムを処理することができます。
[レコード前]ロジックユニットの処理コマンドが実行されます。
関連トピック: