コールリモート

[コールリモート]処理コマンドは、Magicプログラムからリモートサービスを呼び出すことができます。処理コマンドから返るステータスコードには、MRBに送信した際のリクエストIDや、エラーが発生した場合のエラーメッセージがあります。

リモートサービスにパラメータを渡すことができ、またパラメータを戻り値として使用することもできます。

[コールリモート]処理コマンドは、同期モードまたは非同期モードで実行することができます。

特殊な事例としてリモートサービスが起動元と同じシステム上で実行している場合があります。このような場合、同一システム内のMagicプロジェクト間で処理が行われることになります。

カーソルを「リモート」と表示されているカラムの右隣に移動し、ズームすると[コールリモート]ダイアログが表示されます。このダイアログには、以下のカラムがあります。

カラム

内容

サービス

[サービス]テーブルに定義されているサービス名を指定します。ここからズームして[サービス一覧]から選択できます。

プログラム名

[コールリモート]処理コマンドで起動するプログラムの公開名を指定します。動的に指定する場合は式で指定します。

プログラム名(式)

ここから[式]エディタにズームすることができます。プログラムの実行時にプログラム番号として評価される式を定義してください。

実行時の動作

実行時、[コールリモート]処理コマンドが検出されると、実行エンジンによって有効なサーバが検索されます。その後、リモートコマンドがMagic uniPaaSのリクエスタに渡されます。リモートコマンドの[ウェイト]特性の値が「No」の場合、クライアントの待機は行われません。[ウェイト]特性の値が「Yes」の場合、クライアントはいったん待機状態に入り、そのコマンドによる処理が完了すると(または、タイムアウトに達すると)、通常の動作に戻ります。その後、リモートコマンドが完了すると、リモートコマンドにより送られた項目が再計算され、後続のプログラムフローが再開されます。

特性

[コールリモート]処理コマンドには、以下の特性があります。

詳細

拡張

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