[COMオブジェクトの起動]ダイアログ

[COMオブジェクトの起動]ダイアログには、以下の設定欄があります。[外部コール]特性でも設定できます。

パラメータ

内容

オブジェクト

アクセスしたいオブジェクトを定義します。ズームすると、[項目一覧]が表示されます。選択する項目はOLE かActiveX項目でなければなりません。

オプション

コンボボックスより実行したい処理のタイプを選択します。利用可能なオプションは、以下の通りです。

  • M=メソッドの呼出 …… オブジェクト内のサブルーチンの1つを実行させることができます。

  • G=プロパティの取得 …… オブジェクトの現在の設定内容を返します。

  • S=プロパティの設定 …… オブジェクトの現在の設定内容を変更することができます。

これらの間の境界はあいまいな部分があります。オブジェクトによっては、プロパティを設定するメソッドがあり、メソッドを設定することは、メソッドを呼び出すことと同じような場合があるからです。しかし、通常は、選択項目を確認することで、何を選択する必要があるかは理解できると思います。

メソッド/プロパティ

ここは選択されたオプションによって変わります。

  • 「M=メソッドの呼出」の場合 …… 呼び出したいメソッドを選択できます。ここからズームすると、選択したオブジェクトでサポートされているメソッドが表示されます。
    COM オブジェクトによっては、サブオブジェクトのコレクションを持つものがあります。コレクションは通常IDフィールドにより識別されますが、ID が非連続的な場合には、ID を全て知っていない限りコレクションを全てアクセスすることができませんでした。このようなコレクションサブオブジェクトを扱う場合は、「MGItemSequential」という名前の(uniPaaSが追加した)メソッドを指定してください。このメソッドにより、非連続なコレクションであっても、0 より始まる連続なインデックス番号を指定してアクセスできるようになります。

  • 「G=プロパティの取得」及び「S=プロパティの設定」の場合 …… 処理したいプロパティを選択できます。ここからズームすると選択したオブジェクトでサポートされているプロパティが表示されます。

参考

[メソッド]特性や[プロパティ]特性からズームすることで表示される[オブジェクト一覧]は、オブジェクトから直接情報を取得しています。このため、[コメント]欄は、英語表記になる場合があります。

また、[ヘルプ]ボタンをクリックした場合、オブジェクト内に定義されているヘルプファイルを呼び出そうとします。このヘルプイファイルは、Magic Magic製品では提供されないため、エラーになる場合があります。

関連トピック:

コレクションのアクセス