.NETの例外処理を行うには

.NETオブジェクトの利用時に、エラーが発生する場合があります。オブジェクトは、これらのエラーを処理せず、どのような対応を取るかを決めてもらうためにMagic uniPaaS側に例外情報を渡します。Magic uniPaaSは、.NETの例外を受け取り、例外処理を実行します。オンラインプログラムでは、ユーザ向けのメッセージを表示するために エラー 処理コマンドを使用することになります。バッチプログラムでは、エラーログにメッセージを記録したり、電子メールを送信することになります。

この単純な例では、ユーザがカレンダの背景としてRGB値を設定できるようになっています。RGB値は、0から256までの値が指定できます。しかし、このプログラムでは、変数に入力範囲が設定されていません。このため、範囲外の値を入力刷ることができます。

無効な値が.NETに渡されたると、エラー条件は発生します。エラーとエラーメッセージの両方を受け取るには、次のように対応します。

  1. 最初に、エラーが発生したかどうかを判定するために、 DNExceptionOccurred() 関数を使用します。この関数は、直近で実行された.NETの呼び出しでエラーが発生した場合のみ評価されます。

  1. 次に、 DNException() 関数を使用して、エラー処理を実行します。この関数は、.NETの例外オブジェクトを返すため、直接.NETオブジェクトを使用するように処理を定義することができます。これには、いくつかのオプションがあります。 DNException().Message を使用すると、ユーザにメッセージを表示させることができます。