簡単な.NETコードを実行するには

.NETオブジェクトを使用するときは、Magic uniPaaSは常にバックグラウンドで.NETコードを実行します。しかし、.NETコードを直接させることもできます。この動作を制御することもできます。

  1. 最初に、必要な変数項目を作成します。この例では、3つ(vValue1、vValue2、vSum)を作成します。全て数値型です。

  2. コードを実行する ロジックユニット を作成します。この例の場合、 計算 ボタンをクリックすると イベント ロジックユニットが実行されます。イベントは、 強制終了編集 に設定されています。このため、ボタンがクリックされてイベントが発生する前に、フィールドの値は保存されます。

  3. ロジックユニット 内に、 コール.NET 処理コマンドを定義します。 .NET 表示の次のカラムから ズーム します。

  4. ここで、 .NETコード ウインドウが開きます。 メソッド名 に(半角のアルファベットで)任意の名前を入力してください。

  5. パラメータ フィールドから ズーム します。これで、 パラメータ ウインドウが開きます。2つの入力用パラメータを以下のように作成します。

  6. F4 を押下して1行追加します。

  7. 項目 カラムから ズーム して項目を選択するか、 カラムから テーブルを開き、式を定義します。

  8. Magic uniPaaSで推奨するデータ型が .NETタイプ に表示されます。このデータ型を使用するか、必要に応じて変更してください。

  9. .NET項目 に変数名を定義します。ここでは、 NumANumB が定義されています。

  1. 戻り値 フィールドで ズーム して、結果を保持する変数項目を選択します。 戻り値のタイプ には、推奨するデータ型が表示されます。このデータ型を使用するか、必要に応じて変更してください。

  2. 次に、 .NETコード 領域に、任意のコードを入力してください。例えば:

eturn NumA + NumB;

は、加算処理です。Magic uniPaaSは、自動的にNumAとNumBを引数として渡します。その結果は、変数項目Cに 戻り値 として格納されます。

これは、.NETコードの単純な例です。しかし、必要に応じて、より複雑なコードを使用することができます。