ロック方式

この特性は、オンラインタスクとバッチタスクの両方で利用することができます。現行タスクが処理しているレコードに他のユーザがアクセスしないようにするために、Magic uniPaaSがロックをかける時期とメモリ内で保持している情報に関して制御するかどうかを指定できます。

ロックの検証は、[更新レコードの識別]特性の指定内容に基づいて実行されます。この特性は、レコードを更新するために、Magic uniPaaSがレコードの再読込をどのように行うかを指定するものです。

この特性の値としては、次のいずれかが指定できます。

注意:

  • デフォルトは、MAGIC.INIファイルの「SpecialDefaultTransactionMode」の設定によって変更することができます。

  • 遅延トランザクションの場合、データベースに対して物理ロックを行わないため、Magicエンジンを経由してロックが行われます。詳細は、Magicロックを参照してください。

  • 入力時ロックでは、[更新レコードの識別]特性を使用した修正検証が必要となります。Magic uniPaaSは以下の場合にロックを行います。

  • 入力カラムが修正された場合

  • [ロック]特性が「Yes」に設定された[コールタスク/プログラム]処理コマンドが実行された場合

  • [強制更新]特性が「Yes」に設定された[項目更新]処理コマンドが実行された場合

  • [フォーム入力]処理コマンドが実行された場合

  • イベントによってプログラムが実行された場合。イベントのデータビューがロックされます。

注意:

[トランザクションモード]が「O=なし」の場合、[トランザクション開始]特性は無効になります。

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