フォント

ここには、3種類の[フォント定義]テーブルがあります。各テーブルの表示は、タブで切り替えることができます。

ここで定義された各フォントによって、アプリケーションにおける表示や出力文字に実際のフォントを関連付けることができます。開発用のフォントには、デフォルトテーブル編集やデフォルトダイアログテキスト、プッシュボタン、またはステータス行テキストなどのようにあらかじめ割り当てられたフォント定義を含む100の項目が含まれています。

フォントテーブルの登録数には制限がありません。

[フォント]テーブルの内容は、フォント定義ファイルに保存されます。使用するフォント定義ファイルは、[動作環境]/[外部参照ファイル」タブで指定できます。

フォントテーブルには以下のカラムがあります。

カラム

内容

#

テーブルの行番号を表す連番が自動的に表示されます。

名前

フォントを割当てる場所や機能を説明する名前を入力します。この名前は、保守しやすくするため、できるだけ分かりやすい表現にしてください。

フォント

MS 明朝、MS ゴシックなどのフォント名です。フォントを変更したい場合、この欄から実行し、[フォント定義]ダイアログをオープンします。このダイアログで[フォント名]、[スタイル](ボールド、イタリックなど)、[文字飾り](取消線、下線など)、[サイズ]および[傾き]を選択します。

ユーザが追加登録した場合、[動作環境]/[動作設定]タブの「デフォルトフォント」欄で設定されている番号のフォントを複写します。この欄が「0」の場合、フォント名「MSP ゴシック」でサイズ「8」となります。

スタイル

フォントの[スタイル]や[文字飾り]の選択状態を記号で表示します。

  • B …… ボールド体 

  • I ……イタリック体

  • S ……取り消し線

  • U ……アンダーライン

サイズ

[フォント]欄から[フォント定義]ダイアログへズームし、フォントを選択してフォントサイズ(ポイント)を設定します。フォントのサイズは、[サイズ]欄に表示されます。

フォントサイズは1-999までの1ポイント単位で指定します。(小数点での指定はできません。)

傾き

フォントの傾きを表示します。

[フォント]欄から[フォント定義]ダイアログへズームしてフォントを選択し、必要であればフォント特性を選択します。

フォントの傾きは、そのフォントを使用するコントロールがタブコントロールまたはテキストコントロールの時にだけ有効です。この2 つのコントロール以外のコントロールでフォントの傾きを指定すると、フォントが正常に表示されないことがあります。また、テキストコントロールにフォントを指定すると、[フォーム]エディタでは直接テキストを編集することができなくなります。

その場合、テキストコントロールの[コントロール特性]ダイアログでテキストを編集しなければなりません。

サンプル

サンプルボックスでは、選択したフォントによって実際にどのように表示されるかが確認できます。

[フォント定義]テーブルの内容を修正後、Enterを押下するか、[OK]ボタンをクリックすると変更内容を保存するかどうかを確認するための[ファイル保存]ダイアログが表示されます。この時点でファイル名を変更することで、異なるフォント定義ファイルを作成し、使用することができます。

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