サービス特性

指定されたサービスのサービス特性にアクセスするには、Alt + Enter を実行するか[編集]メニューやコンテキストメニューの[特性]を選択してください。

[サービス特性]ダイアログには、以下の特性があります。

特性

内容

ユーザ名

サーバアプリケーションに対してリクエストを送信した場合、ログオンが実行されますが、このユーザ名がログオン時に使用されます。

パスワード

特定のMagicアプリケーションに対してリクエストを送信する際、ユーザ名とともに使用されます。

フィルタ

この特性は、アプリケーションサーバからのリモートの呼び出しの場合にのみ有効です。このため、サーバタイプが「MRB」のサーバを定義している場合のみ表示されます。

全スレッドのうちどの位の割合がアプリケーションサーバ用に使用されるかを明示的に指定する場合に指定します。

以下の例は、20スレッドのライセンスを持つアプリケーションサーバが、異なる種類のリクエストを処理する際に、割合を指定する設定内容を示したものです。

  • HTTPリクエスト …… 2スレッド

  • SOAPリクエスト …… 6スレッド

  • COMによるリクエスト …… 4スレッド

  • フィルタを指定しないリクエスト …… 8スレッド

この場合、ライセンスの割り当ては以下のようになります。

HTTP_endusers:10%|SOAP_BT:30%|COM_primary:20%

指定した割合の合計が 100% を超えた場合、最後に指定されたフィルタ指定は 100% になるように調整されます。

設定されたフィルタの内容は、MAGIC.INIファイルの[MAGIC_SERVICES]セクションの中で以下のように追加されます。

ServiceName =<サーバ名>、<アプリケーション名>、<ユーザ名>、<パスワード>、<フィルタ>

MRBのフィルタ」の説明も参照してください。

定義されたユーザIDとパスワードは、Magicサーバが定義されたサービスを使用して、リモートコールの認証を行うために使用されます。