実行コンテキスト

[表示]メニューの[実行コンテキスト]を選択すると[実行コンテキスト]テーブルが表示されます。実行がブレイク状態（ブレイクポイントで停止しているか､[デバッグ]メニューの[ブレイク]が選択された）場合にこのオプションが有効になります。

この機能は、並行プログラムが実行しているときに便利です。

このテーブルは、コンテキストマネジャーとして動作し、現在のオープンされているコンテキストが一覧表示されます。

Magic uniPaaSがバックグラウンドモードで起動された場合、Magic uniPaaSのSDI/MDI機能としてコンテキストマネージャが有効になります。コンテキストマネジャーは、フォアグラウンドアプリケーションでも利用可能です。

コンテキストは、最初に起動された順番に表示されます。コンテキストがクローズされると、テーブルから表示されなくなります。

現在デバッグ中のコンテキストは、強調表示されます。

[コンテキスト]テーブルには、以下のカラムが表示されています。

カラム	内容
#	現在実行中のコンテキストがインジケータ（矢印）で表示されます。
ID	コンテキストIDが表示されます。
名前	CtxSetName関数を使用して変更されない限り、コンテキストIDが表示されます。（MDI用の）最初のコンテキストは、「Main」と表示されます。
状態	コンテキストの状態が表示されます。オプションは、「停止済」と「実行中」があります。コンテキストがブレイクポイントに達していない場合は、「実行中」になります。ブレイクポイントに達すると表示が更新されます。
コンテキストの切替	指定された時間内で、1つのコンテキストだけを監視することができます。ツールイメージやコンテキストメニューに表示される[コンテキスト切替]を選択することで、別のコンテキストのフローを表示させることができます。

参考：	一覧に表示されるコンテキストは、起動された順番に表示されます。コンテキストがクローズされると、一覧には表示されなくなります。コンテキストの切替を行うと、開発エンジンはタスクフロー内の現在の処理を表示します。