RIAシステムの印刷(XPSファイル)について

お世話様です。

RIAシステムからの印刷処理で困ってます。

現在RIAシステムの印刷で、プレビュー的な機能を付けるため
帳票イメージをXPSファイルに出力し、XPSビューワで開くこと
で代用しています。

ところが、XPS印刷対応のプリンタから印刷すればそこそこ
の印刷速度ではあるのですが、対応と正式に明記されていない
プリンタでは単票レベルでも遅くて遅くて困ってます。
特に罫線が多い様式の帳票では遅くなります。

また複数ページ出力すると、途中のページで罫線が欠けたり
印刷内容が空欄になったり、最悪は印刷がループしてしまい
ます。
ループとは、例えば全３０ページのXPSファイルをXPSビューワ
から印刷すると、１〜１０ページ目まで印刷され、１１ページ
目が帳票の半分だけ印刷され、また１ページ目から印刷され直
すという現象です。

magicサポートセンターからはXPSファイルの出力については
サポート外と回答され、プリンタメーカーからはXPSファイル
の内容が悪いのでは？と回答されました。

検証の１つとして、Magicシステムから作成したXPSファイルと
同じ内容を例えばExcelで作成し、ExcelからXPSファイルを作成
してみるとMagicから作成したファイルサイズが何倍（物によっ
ては何十倍）も大きくなることがわかりました。
確かにExcelから作成したXPSファイル（ファイルサイズが小さい）
を印刷するとストレスなく印刷されるのもわかりました。

MagicからXPSファイルをダイレクトで作成できるのは良いのです
が、前記のファイルサイズをもっとコンパクトにする方法はない
のかと試行錯誤しております。

動作環境は、次のとおりです。
WindowsServer2008R2 + uniPaaS V1Plus 1.8SP1c (RIA)
+ Windows7 Pro クライアントのXPSビューワ


ご覧の皆様で、効率よい作成方法をご存知の方いらっしゃったら
アドバイスいただけませんでしょうか。

よろしくお願いいたします。

peachさん、

環境から察すると、XPSファイルはWindowsサーバ上で生成されていて、
それをクライアント側で表示させていると思うのですが、そのデータの
転送はどのようにやっておられるのでしょうか？

障害の切り分けのひとつとして、XPSファイルをクライアントWindows上
で生成する環境とプログラムを作ってみて、それをダイレクトにXPS
ビューワで開くという実験をしてみてはいかがでしょうか？

あともうひとつ気になる点は、Windowsサーバ上のXPSドライバですね。
これに問題があることも考えられますので、ExcelからのXPS出力を
Windowsサーバ上でやってみて、正常に生成されるかのテストもされると
いいと思います。

Tanda様

早速のアドバイスありがとうございます。

XPSドライバの問題について、サーバで作成した結果と
クライアントで作成した結果を比較してみました。

2008 SV R2 : 233KB
7 Pro SP1(32) : 329KB
8.1 Pro(64) : 191KB

ファイル作成を行ったドライバによって作成ファイルサイズ
が異なるということはわかりましたが、同じ内容をRIAシス
テムから作成（出力）すると、2MBから3MBになるのです。
・・・印刷した結果（紙）で見る限り両者の相違はわから
　　　ないので、uniPaaSからの印刷では余程不要な情報を
　　　くっつけて出力しているのかな？どうやったら効率的
　　　に出力できるのかな、なんて思ってます。

実は同じRIAシステムで、クライアントがWindowsXPの時代
は実は印刷速度を気にしなくても良かったのですが、
Windows7で動かした途端遅くなったことを覚えてます。


もう１つのアドバイス
XPSファイルをクライアントWindows上で生成する環境と
プログラムを作るということは、RIA形態ではなく、
C/S形態のクライアント側作成ということでしょうか？
折角いただいたアドバイスの意図が汲み取れてません。

ちなみにサーバで作成したファイルは、ClientBlb2File
の関数を使ってクライアント側にダウンロードし、前記
ファイルを起動するという仕組みです。

よろしくお願いいたします。

peachさん、

はい、もう1つのアドバイスというのは、C/S形態での実行です。
つまり、ファイル転送を経由せずにダイレクトで開いた場合はどうか
というテストです。

それと、ClientBlb2File関数をお使いとのことですが、XPSファイル
はWebブラウザ上で表示可能ですので、Magicのブラウザコントロール
を実行フォームにおいて、そこからURL指定でファイルを開くという
方法もあります。

これですと、Blobを経由しませんので簡潔に取り扱いができるはず
です。XPSビューアーで開くには、ブラウザ上の右クリックによる
コンテキストメニューから「ビューアーで開く」が選択できます。