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マイグレーション後に必要な処理

プロジェクトを移行した後、以下の処理を行う必要があります。

  1. マイグレーション処理によって、Magic xpiフォルダの配下にLogsフォルダが作成されます。この中のログファイル名をもとに、問題の対処を行ってください。

  2. サポートされていないコンポーネントを移行した場合に作成された全てのNOPサービスを確認し、フローロジックをどのように処理するかを判断します。.

  • すべてのデータベースにアクセス可能で、すべてのスキーマが利用できる場合だけ、マイグレーションユーティリティが使用できます。これ以外の場合、データマッパーのステップの移行は失敗します。

  • 通常は、マイグレーションログを調べて、jBOLT V2.5プロジェクトで発生した問題に対応することを推奨します。すべての問題が解決してから、マイグレーションユーティリティを実行してください。

  1. jBOLT V2.5の論理名は自動的に移行されません。手動で対応するMagic xpiの環境変数を定義する必要があります。

  2. 全てのリソースリポジトリサービスリポジトリの設定を確認します。これらの設定では式を使用できないため、jBOLT V2.5の式が残っています。これらのフィールドで、環境変数か固定値を使用する必要があります。

  3. ステップIDは、Magic xpiでは表示されず、ステップIDを表示するオプションも削除されました。左から右に、特定の分岐でのステップは、分岐で表示される順番に実行されます。移行後に、動作の違いを感じるかもしれません。旧バージョンでのステップIDの順序を確認し、必要な変更を行う必要があります。

  4. 特定のコンポーネントを含んでいない初期のバージョンからプロジェクトを移行すると、コンポーネントは移行処理の後で移行されたプロジェクトでは利用できなくなります。手動でコンポーネントを追加する必要があります。

  5. SAP Business OneやSAP ERP、Salesforce、JD Edwards、Notes DB コンポーネントは再設定が必要です。作成されたスキーマファイルの場所が ifclib ディレクトリから project ディレクトリへ変更されたためです。[設定]ボタンをクリックし、[OK]をクリックして変更を保存します。

  6. Salesforce コンポーネントの[処置成功]プロパティは、jBOLT V2.5 での数値から Magic xpiでは論理値に変更されました。移行後は、[処置成功]プロパティを論理変数に変更しなければなりません。

  7. Directory Scannerのステップに対して、空白文字の代わりにNULLかどうか調べるために、手動で式を変更する必要があります。この場合、動作が変わります。V3.1 SP1までは、処理するファイルが存在しない場合、ステップは空白を返しました。V3.1 SP1では、ステップはNULLを返します。

  8. プロジェクトをjBOLT V2.5 から Magic xpi に移行後にプロジェクト名を変更したい場合、リネームする前に元のプロジェクト名で一旦プロジェクトを保存する必要があります。

  9. [プロジェクト]メニューから、[IFS設定]を選択して[IFS設定]ダイアログを開きます。[ライセンススレッド設定]フィールドの値が[Magic xpiサーバ設定]ダイアログボックスに定義された値と同じであることを確認してください。

  10. 考えられるあらゆる問題を見つけるために、プロジェクト全体に対して構文チェックを実行してください。