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アクティビティログ

アクティビティログは、プロジェクトの実行中に発生した動作を記録します。ログの記録を止めたり、記録されるレコードの種類を制限することができます。またどのスレッドでログを取るかを決めることもできます。これらの設定変更はサーバのパフォーマンスに影響します。多くの動作をする大きなプロジェクトの場合、どのように動作のログを取るかの変更によりサーバのスピードとパフォーマンスを向上させることができます。

これらのフラグは、[MAGIC_IBOLT]セクションにあります。

フラグ

説明

DisableActivityLog=

  • Y …… 全てのログ動作を止めることができます。何もログファイルに記録されずモニタにも何も表示されません。

  • N(デフォルト) …… ログが記録されるようになっています。

ログ記録を無効にするとサーバのスピードとパフォーマンスが向上します。

MonitorMode=

このフラグはどのタイプのログを取るかを規定します。

  • Statistic …… モニタは統計情報を表示しますが、ログは記録されません。このオプションは著しくCPUリソースを消費しますので注意してください。

  • Activity (デフォルト) …… モニタは動作ログを表示しますが統計情報は表示しません。

  • Both …… モニタは動作ログと統計情報の両方を表示します。

  • 単語の文字が欠けていないか、注意してください。また大文字小文字は区別されます。スペルミスや最初の文字を大文字にし忘れるとデフォルトはBothとなります。

  • ログを記録する動作のタイプを制限することによりサーバのスピードとパフォーマンスは向上します。

MonitorLogLevel=

どのように開始された動作か(動作レベル)によりログを取るかどうかを指定します。

  • User …… ユーザ定義されたメッセージのログを取ります。

  • Error …… エラーとエラーコンポーネントの呼び出しのログを取ります。

  • Exec …… サーバやフロー呼出等の実行動作のログを取ります。エラーとユーザメッセージも含まれます。

  • Service …… ODS、ロック、発行、購読等の動作。

  • All (デフォルト) …… 全ての動作のログを取ります。

  • None …… メッセージを表示しない。

ログを記録する動作レベルを制限することによりサーバのスピードとパフォーマンスを向上させることができます。

この入力に複数の値を定義する場合は、等号の後にアスタリスク(*)が指定されていることを確認してください。

ActivityLogSynchronizationMode=

アクティビティログがどのように扱われるかを指定します。

  • Async(デフォルト) …… 単一のスレッドが全てのログを記録します。このオプションを選択すると、Magic xpiサーバは単一のスレッド内で動作をまとめて記録します。これによりシステムのスピードとパフォーマンスは向上します。

  • Sync …… それぞれのスレッドが独自にログを記録します。このオプションを選択するとMagic xpiサーバは動作が実行されている同一スレッドからリアルタイムにログを記録させたり、動作の多いプロジェクトの負荷を調整することができます。